◎「今後の自己投資を有効なものにしてお金を生み出せる自分に進化するために必ず押さえておくべき留意点」
それでは、まずは「自己投資に失敗する人」を詳細に解説したこちらの動画からご覧ください。
以下では、この内容に沿って解説を加えていきます。
目次
自己投資の位置付けと性質
まずは「自己投資の位置付け」の確認から入りたいと思います。
支出の3パターンと自己投資
自己投資とは、その字の通り「自分に投資する」ことを言います。いわばお金を使って自分の価値を高めることが自己投資になるのですが、そもそも、私たちが「お金を使う」と言った時のその使い方というのは、大きく三つに分類することができます。
それが、「消費」「浪費」「投資」の三つです。これが私たちのお金の使い方(支出のパターン)になります。
この三つのうちの「投資」をさらに細かく見ていくと、「自己投資」と「株式・不動産投資等」の二つに大別できます。
つまり、この記事でのメインテーマとなる自己投資は、支出の3パターンのうちの「投資」の中の一部ということになります。
「自己投資」と「株式・不動産投資」との違い
そして、この「自己投資」と「株式・不動産投資」の違いについても先ほど挙げた過去の記事で説明しているのですが、一応「自己投資」は今回の記事のメインテーマになるので、ここでも簡単におさらいしておきます。
まず、この両者に共通しているのは、お金を使って「広い意味での資産」を手に入れ、その資産をもとにお金を増やす行為という点です。
ここでの資産の定義は「お金を生み出す源になるもの」になりますが、その資産を手に入れてお金を増やそうとするという点では、自己投資も株式・不動産投資も同じということです。
では、「自己投資」と「株式・不動産投資」の違いはどこにあるのか?・・・それは、手に入れることができる資産の性質の違いです。
自己投資の場合、お金を使って得られる資産というのは「知識・スキル・思考」などです。そこでは、お金を使って勉強をし、新たな知識やスキルを身につけたり、思考を鍛えたりします。そして培った知識やスキルを基にしてお金を生み出そうとするのが、自己投資なのです。
一方で株式・不動産投資の場合、お金を使って得られる資産は、もちろん「株式・不動産」です。そこでは、お金を使って会社の株を購入したり、不動産を購入したりします。そしてその株を高値で売却したり配当を得たり、購入した不動産を他者に貸すことでお金を増やそうとする行為です。
いわば・・・
自分自身の価値をこれから高めていくためにお金を使う
(※資産は自分の知識やスキル/自分の内側にあるもの)
【株式・不動産投資】
自分以外の、これから価値が高くなるものにお金を使う
(※資産は他社の株や不動産/自分の外側にあるもの)
・・・ということが言えます。
なお、この自己投資と株式・不動産投資の二つの投資は、私はどちらも重要であると位置付けています。
自己投資で培うことができるもの
また、自己投資では自分の中に資産(スキル)を培うと言いましたが、そこで培うスキルというのは次のようなものです。
・ブランディング
・コンテンツメイキング
・ライティング
・リストビルディング
・クロージング …などなど
こういったスキルを培い、そのスキルをもとにお金を生み出していくのがビジネスにおける自己投資になります。
この自己投資の特徴として、そこで手に入れた知識やスキルや思考はその後どんなに使っても減ることはないという特徴があります。一度培ったものは、その後ずっとお金を生み出すのに貢献してくれることになるのです。
自己投資で失敗する人
では、これまで述べてきたような自己投資で失敗してしまう人、うまくお金を生み出せるようにならない人とは、一体どのような人なのでしょうか?
その最も典型的なのが、次のような人です。
「自分の内側に新たな価値を作ろうとせず、自分の外側の既存の価値を得ようとする」
要するに、知識やスキルを身につけて自分の内側から強化しようとするのではなく、一発逆転の〇〇のような外側のノウハウやテクニックで成果を出そうとする人です。
普通に考えればわかりますが、こんな姿勢では自己投資の恩恵を受けられるわけはありません。と言うより、そもそもそのような姿勢は自己投資になっていないのです。
健康分野を例に自己投資を考えると…
これは「お金を稼げるようになる」というビジネス分野以外で考えるとわかりやすいです。
例えば、ダイエットや筋トレで美しい体を手に入れたいと思った場合、その成果を得るためには、トレーナーをつけて良質な食事や効果的な運動などの知識を得たり、そのトレーナーに組んでもらった食事や運動メニューを基に(適切な方向で)毎日それを継続するという手段が、まず一つ考えられます。
いわば、これまでに持っていなかった(食事や運動に関する)新しい知識を得たり、これまで習慣化されていなかった適切な行動を毎日行っていくことで、少しずつ成果が出ててくることになります。知識を得て、進むべき方向を明らかにし、その道を継続して進んでいくことで、徐々に成果が現れるのです。
では、このようなダイエットで失敗してしまう人はどのような人か?
その最も典型的なのは、多くの人がわかっている通り、行動を継続できない人です。ダイエットで挫折する一番の原因はここにあります。
では、行動を継続させるために何が重要なのかと言うと、それは成功した先の自分を鮮明にイメージし、その成果を出した自分に初めからなりきっていることです。つまり、成果を出すにふさわしい「あり方」に初めからなっていることです。
初めからふさわしい「あり方」になっていなければ、食事制限や筋トレ自体が苦行に感じられてしまい、続けることはできません(結果、成果を出すこともできません)。そして苦行に感じるのは、成功した先の自分を明確にイメージできていないからです。
筋トレが好きで毎日続けられる人と言うのは、筋トレをすることで得られる理想の体やその体を得た自分の生活というのをはっきりとイメージできており、その自分になりきっているのです。だからこそ、行動を苦行だと思わず進んでできるのです。
要するに、どれだけ正しい方向性が明らかになっても、そしてどれだけ実行すべき内容が明らかになったとしても、それを実行し続ける「あり方」が備わっていないこと、これがダイエットや筋トレで成果を出すことができない一番の要因なのです。
恋愛分野を例に自己投資を考えると…
これは恋愛分野でも同じことが言えます。
異性のパートナーが欲しいと思った場合、その成果を得るための行動として、例えば「恋愛コンサルを受けて知識を得る」とか、まずは出会いの機会を作るために「婚活パーティーなどに行く」といった手段が考えられます。
ただ、どれだけ恋愛心理学の知識を得ても、どれだけ婚活パーティーに足を運んでも、そもそも成果を得るにふさわしい魅力的なあり方に自分がなっていないのであれば、当然成果を得ることはできません。
この場合も、異性に対する口説きのテクニックなどは、一発逆転の必殺技にはなりません。異性にとって魅力的なあり方になっていない状態では、いかに口説きのテクニックを使おうが、相手からは百発百中で気持ち悪がられるだけなのです。
巷には「女性は男性のこんな仕草にキュンとくる」といった情報が色々あったりしますが、あのような情報のほとんどは「ただしイケメンに限る」といった無慈悲な条件のもとで成り立っているます。この場合のイケメンというのは、内面も含めた魅力的な人間ということです。
したがって恋愛においても、ふさわしい「あり方」が伴っていない人がどれだけ行動を起こしても、成果を得ることはできないのです。
ビジネス分野で自己投資を考えると…
これまで、健康分野と恋愛分野を例にあげましたが、この二つはどちらかといえば日常になじみやすいものなので、あり方が伴っていなければ成果が出せないと言われればなんとなく納得いくのではないかと思います。
ただ、自分のビジネスでお金を生み出すということに関しては、普通に生活していれば触れる機会が少ないですし、学校では真逆の教育がなされるので、あり方が重要であると言われてもイメージが湧きづらい人も多いかもしれません。
しかし、ビジネスで成果を出す際にもこの「あり方」は非常に重要です。
自分のビジネスでお金を生み出すことを考えた場合、しっかりとマーケティング・ブランディング・ライティングなどを基礎から勉強し、そこで培った知識やスキルを元に、自分の参入市場に合った形で適切に作業を進めていくことが必要になります。それによって、徐々に自分の見込客から信用が得られ、お金を稼ぐことができるようになるのです。
この時、例えば「セールス=悪」「売り込み=鬱陶しいもの」などという価値観で自分のあり方が出来上がっていると、販売活動をするのにも抵抗感を抱いて、結局それができないという事態になります。実際、こういう人は非常に多いです。
特に世間一般にはお金の話は敬遠されがちなので「お金は触れてはいけない大切なもの」という認識を持ってそれ以上深く考えることがないという人は非常に多いです。大切なものという認識がありながら、ビジネスを学ぶことがないので、お金を受け取ることがよくないこと・後ろめたいことだと感じる人がいるのです。
つまり、いかに適切な方向が示されて、効果的な行動を理解できたとしても、そもそもの「あり方」が伴っていなければ、行動を起こすことができないのです。
これは言って見れば「ゴールまでの道筋が見えています、その方向に向けてアクセルを踏んでいます。でもそもそもエンジンかかってないので前に進みません」という状態です。
成果を出すために「何をするか」が明らかになっても、その「何をするか」という行動は一発逆転の必殺技にはなりません。「何をするか(do)」以前に「どんな人間であるか(be)」が重要で、そのふさわしいあり方になっていなければ、成果は出せないのです。
自己投資をして、自分の力でお金を生み出せるようになろうとしても、そもそもの自分のあり方を変えない限りは成果を出すことはできません。成功したいんのであれば、成功した先の自分を鮮明にイメージし、初めから成功モードにギアチェンジしていくこおtが必要なのです。
自己投資で失敗する人・成功する人のまとめ
ではここで、これまでの内容をまとめておきます。
「自分の外側にあるものを取ってつける」のではなく
「自分の内側にあるものを鍛え上げる」ことを意識する。
(×)今の自分を変えず(一発逆転の〇〇攻略法を手にすることで)お金を生み出す
(○)今の自分を変えて(適切なあり方や知識・スキルを身につけ)お金を生み出す
《恋愛分野に置き換えると》
(×)今の自分を変えず(お酒の力や口説きテクニックを使って)恋人をつくる
(○)今の自分を変えて(自分が魅力的な人間に変化することで)恋人をつくる。
《健康分野に置き換えると》
(×)今の自分を変えず(究極の〇〇ダイエット法を手にして)健康的な身体になる
(○)今の自分を変えて(ダイエットを継続できる自分になり)健康的な身体になる
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