今回は「広告収入の仕組み」というテーマで記事を書いていこうと思います。

この記事を最後まで読むことによって、インターネットビジネスにおけるメジャーなキャッシュポイントである広告収入が得られる仕組みを、テレビタレントやYouTuberの収益構造も踏まえてしっかりと理解することができるようになります。

そしてそれ自体が「自分がインターネットを使って本格的にビジネスをしていく上で、広告収入とどう向き合っていくべきなのか」という指針を立てることにも役立ちますので、じっくりと読んでほしいと思います。

それでは、まずは「広告収入の仕組み」を解説したこちらの動画からご覧ください。


以下では、この動画の内容に沿って説明していきます。


TVタレントとYouTuberの収益源は広告収入


では、ビジネスで広告収入が得られる構造を理解してもらうために、「テレビタレントの収益構造」と「ユーチューバーの収益構造」を比較しながら説明していこうと思います。

TVタレントの収益構造


普段私たちが見ているテレビ番組というのは、当然、放送作家やTVタレントや局内のスタッフなどによって「TV局の作品」として作られます。私たちはテレビ局が製作した番組を、テレビを通して見ていることになります。

ただこの時、民放であれば、私たちはテレビ局にお金を払ってその番組を見るということはありません。もちろんテレビをつければ電気代はかかりますが、それは民放各局に対して支払っているお金ではないです。なのでそういう意味では、私たちは民放のテレビ番組自体は無料で視聴できていることになります。

では、なぜ視聴者がお金を支払うことがないのに、テレビ局はお金を使って番組を製作し続けられるのか?

それはご存知の通り、それぞれの番組にはスポンサーがついているからです。スポンサーとなっている企業がテレビ局にお金を払ってくれるから、局側はそのお金を製作費として番組を作っていくことができるのです。番組制作に携わるタレントやスタッフや作家などの給料は、スポンサーが出してくれるお金から出ていることになるのです。

(もちろん、タレントの場合は「テレビ局から所属事務所」→「所属事務所からタレント本人」という流れでお金が渡ることになります)

では、なぜスポンサーはテレビ局に対してお金を払うのか?…それは特定の番組の中で、自社のブランドや商品やサービスを宣伝できるからです。番組に自社のCM広告を入れることができる、いわばスポンサーにとってはここで支払うお金は広告宣伝費ということですね。

そうすることで、多くの視聴者が番組を通してそのスポンサーのCMを目にすることになります。これによって、多くの人に自社のブランドを認知してもらったり、自社の商品やサービスの内容を知ってもらったりと、自社の売上につながる機会を獲得できることになります。スポンサーはこの宣伝装置に価値を感じてテレビ局にお金を支払っていることになるのです。


このような構造を踏まえると「テレビとは何か?」という問いに対しては、次のように回答することができます。

「テレビとは、スポンサー企業が自社のブランドや商品やサービスを宣伝する装置である」

もちろん、視点によっていろんな定義はできるかと思いますが、お金の流れの構造を考えた場合には、テレビはスポンサーの宣伝装置と定義づけられるのです。

そして、そのスポンサーの広告宣伝費がテレビの番組制作費になり、その制作費からタレントのギャラが支払われるということを考えると、テレビタレントの収入源は広告収入であるということが言えます。構造上、テレビタレントは番組を通してスポンサーのブランドや商品を紹介することで、お金をもらっているのです。

「他社の商品を紹介することでお金をもらう」

これを考えると「テレビタレントはアフィリエイターである」と言えます。あまりこのようなことを言う人はいませんし、正直タレントの中にはそのような自覚がある人は少ないかもしれないですが、収益構造を考えた場合、番組の中ではタレントはアフィリエイターなのです。

かつては視聴者に対して「自分の番組が嫌なら見るな」と言い放つタレントもいましたが、番組とスポンサーのCMはセットなので、スポンサーからお金をもらっている以上はCMとセットになった番組を「見るな」という権利は本来タレントにはありません。それは、スポンサーからすると最上級に迷惑な発言でしかないのです。

そしてこれがわかると、次に説明するYouTuberの収益構造も理解しやすくなります。

YouTuberの収益構造


YouTuberの収益構造も、基本的にはTVタレントと一緒です。

YouTubeにおいても、その動画の一般視聴者は、動画製作者(YouTuber)に対してお金を支払うことはありません。視聴者はYouTube動画を無料で視聴することができるのです。

では、なぜ視聴者がお金を払っていないにも関わらず、YouTuberがお金を稼ぐことができるのか?

それは、YouTubeに広告を出稿する広告主がお金を出しているからです。このYouTubeには、企業だけではなく個人も広告主になることができるのですが、その広告主がYouTube(Google)に対して広告宣伝費としてお金を支払います。

だからこそ、そのYouTubeと特定の契約(YouTubeパートナープログラム)を結んでいるYouTuberは、広告主が出したお金の一部を受け取ることができるのです。

※一つだけ細かいことを言えば、YouTuberの広告収入は、自分の動画の視聴数に応じて(正確には動画についた広告の視聴数やクリック数に応じて)支払われるので、テレビタレントの場合とは収入が確定する順番などは異なります。

テレビタレントの場合は「番組が放送される前に(番組出演オファーを受けた時点で)その分のギャラが確定している」のが一般的なのに対して、YouTuberの場合は「動画が流れた後の広告の露出度によって収入が確定する」ので、そういう点では違いはあるのですが、ただそれでも大まかな収益構造としては一緒と言えます。

したがって、YouTuberの収入源も、広告出稿者からの広告収入ということになります。YouTuberは、動画を通して広告主の商品を宣伝することでお金を稼いでいるのです。

そのように考えると「YouTubeとは何か?」という問いに対しては、次のように回答することができます。

「YouTubeとは、広告主となる企業や個人が自社のブランドや商品やサービスを宣伝する装置である」

そして、紹介することでお金を得ているという点では、やはりテレビタレントと同様に「YouTuberもアフィリエイターである」と言えます。


TVもYouTubeも価値ある巨大媒体


ここまで、TVタレントとYouTuberの収益構造を解説してきましたが、両者ともにその構造が似通っていることは理解できたと思います。

そして多くの人が知っているように、TVタレントもYouTuberも、一般への露出度が高い人は相当な額のお金を稼いでいます。人気タレントも人気YouTuberも、多い人だと月数千万規模の広告収入を得ているというのが現状なのです。

この事実の裏を返せば、タレントやユーチューバーがお金持ちになれるほど、多くの企業がTVやYouTubeに対しては大きな広告費を出しているということになりますね。それはつまり、企業が多額の広告費を出す価値があるほど、テレビもYouTubeも多くの人が視聴する巨大媒体であると言えるのです。

したがって、これからインターネットを活用してビジネスをしていく上では、YouTubeのような多くの人が集まる巨大媒体は必ず利用すべきだと言うことはまず一つ言えます。

そして、そこで広告収入が得られるような仕組みを一つ作っておくだけでも、それが自分のビジネスを発展させるのに大きく貢献する可能性は十分あるとも言えます。すでに存在する事例から見ても、広告収入だけでもかなり大きな金額を稼ぐことができるのは事実なのです。


次回記事の予告「広告収入にもデメリットが…」


ただもちろん、こういった広告収入には光もあれば陰もあります。

結論から言うと、私は広告収入「だけ」で自分のビジネスを成立させることはオススメしていません。広告収入を自分のビジネスのキャッシュポイントの一つにするのはアリですが、どれだけ大きく稼げてもそこだけに依存するのは避けるべきだと考えています。

つまりテレビタレントで言えば、テレビの出演ギャラだけで生計を立てようとするのは、特に今の時代にはオススメしないのです。(これに関しては次回の記事で詳しく述べますが、現状一部のタレントの間では、テレビのギャラだけでやっていくことに相当な手詰まり感が出ています)

なぜなら、広告収入にも複数の問題点があるからです。そしてその広告収入の問題点にこそ、今後インターネットを活用したビジネスを進めていく上での非常に重要なヒントがあると私は考えています。


そこで次回の記事では、広告収入のデメリットに関して、今回と同じようにテレビとYouTubeを比較しながら解説していきます。

そして一部のTVタレントやYouTuberの中で生じている問題点を具体的に明示して深掘りしたうえで「自分が広告収入だけに依存しないためにどうすればいいのか」という具体的な話にも触れていきます。

その内容の前提として、今回の記事の内容はしっかりと押さえておいてほしいと思います。

★《追記》★