というわけで今回は、YouTube動画の著作権侵害の件で裁判沙汰になりそうだった…というか、裁判沙汰にしようと思えばできたエピソードを書こうと思います。
こういう経験をした人はあまりいないと思いますので現時点では結構レアなケースなのではないかと思います。
著作権侵害の申し立てに対する申し立て返し
以前このブログの記事にも書いた通り、最近、YouTube上で他人の動画を大量コピーしてそれを再アップロードすることで稼ごうとする、いわゆる低俗人間が増えてきています。
そしてこういった連中を排除するため「自分の動画が盗まれていた場合は見つけ次第申し立てをしよう」ということで、その記事では簡単な申し立て方法を紹介しました。
私も自分の動画がコピーされているのを発見する度に著作権侵害の申し立てをしているのですが、そんな中、その申し立て通知の返信として最近YouTubeから一通のメールが届いたんです。
それが以下のようなメールです。
「ご提出いただいた申し立てに対する異議申し立て通知を受け取りましたのでここに添付します」
どぉぉーーーーい!!
というリアクションになりますよね、さすがに。なんで人の動画をまるまるコピーしたやつが著作権侵害の申し立てを受けたことに異議申し立てをしているのか、意味が分かりません…。
ちなみに私が著作権侵害の申し立てをした動画は、タイトルも長さもすべてが私の動画と一緒です。たまたま作成した動画が私のものと被ることなど絶対にあり得ませんし、100人が見たら100人全員パクリだと判断します。
それなのに「私はパクっていない!」と異議申し立てをしている…。
このパクリ師、バカなのかな?
ということで次は「これに対する処理をどうしよう?」という話になるわけですが、YouTube側の指示としては、
「このパクリ師の「パクってないよ!」というふざけた主張に対する差し止め請求を裁判所に提起してね。で、提起したら今から10日以内にYouTubeに教えてね」
ということでした。
なるほど、裁判所に出向いて差し止め請求か。う~む・・・
めんどくさっ!!(笑)
実際、差し止め請求なんてしたことないのでこの際やってみるのも面白いかとも思いましたが、正直こんな事で裁判所に民事手続きをしに行くほど暇ではありません…。メールには、
「今のところこのパクリ師の動画は停止しているけど10日経ってもピオリムさんから何の通知もなければパクリ師の動画は再生可能になることがあるよ」
と書かれているので、とりあえず10日待って様子を見てみることにしました。とりあえずは放置!