ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)無料登録方法と初期設定
ここでは、海外のメールマーケティングツール「ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)」のアカウント登録方法と、登録後に施すべき初期設定を解説します。

ActiveCampaignの無料お試し期間と有料プラン


まず、アカウント登録方法を解説する前にActiveCampaignの「無料トライアル」と「有料プラン」についてお伝えしておきます。

ActiveCampaignの無料お試し期間


ActiveCampaignには14日間(二週間)の無料お試し期間があります。

無料トライアルの登録時にはクレジットカード情報の入力は不要です。したがって、無料お試し期間終了後に自動的に課金がなされることはありません

この“お試し期間終了後に自動で決済されない”という点は「とりあえずアクティブキャンペーンの使用感を知りたい」という人にとっては非常に安心できる要素だと思います。

なお、お試し期間中はリストは100件まで収納することができ、メールの送信上限は100通となっています。

ActiveCampaignの有料プラン


ActiveCampaignの有料プランは現在4パターン用意されてます(Lite・Plus・Professional・Enterprise)


各プランによって利用できる機能に違いがありますが、基本的にメール配信スタンドとして利用する場合には一番安いLiteプランで十分だと思います。Liteプランでも、メールの送信数に制限はなくステップメール機能も普通に使えますし、メールの開封確認やクリック解析機能も十分備わっています。

ただし、ユーザーを追加してアカウントを複数人で管理する場合はPlusプラン以上である必要があります。

各プランの料金は保有リストの数に応じて変動するシステムになっています。例えばLiteプランに申し込んだ場合、次のようになります。


保有リストと料金

◎500リスト以下=「月額15ドル/年額108ドル(月額9ドル相当)」
◎501以上1000以下=「月額39ドル/年額348ドル(月額29ドル相当)」
◎1001以上2500以下=「月額61ドル/年額588ドル(月額49ドル相当)」
◎2501以上5000以下=「月額99ドル/年額948ドル(月額79ドル相当)」
◎5001以上10000以下=「月額174ドル/年額1668ドル(月額139ドル相当)」
◎10001以上25000以下=「月額286ドル/年額2748ドル(月額229ドル相当)」


リスト0からスタートする場合、年払いで月額9ドル(現在のレートで約1350円)から利用できるので始めやすいと思います。10000リスト保有していたとしても、Liteプランの場合年払いで月額139ドル(現在のレートで約2万円)で利用可能です。

個人で利用する場合、ひとまず14日間の無料お試し期間でアクティブキャンペーンの使用感を確認し、良いと思った場合にはLiteプランからスタートするのがいいと思います。

ActiveCampaign無料トライアル登録方法


それでは、ActiveCampaignの無料トライアル登録方法の解説に入ります。

まずは「ActiveCampaignのサイトのトップページ」に入り、画面上のアドレス入力欄にメールアドレスを入力して横のボタンをクリックします。



次に、名前と電話番号を入力する画面が表示されますので、それぞれ入力して「Next Step」ボタンをクリックして下さい。



すると次は、今の自分の状況に関する質問に選択肢で回答する画面が表示されます。質問は「今自分が保有しているリスト数」「従業員の数」「事業内容」です。



三つ目の事業内容に関しては以下に選択肢の和訳を載せておきますので、自分が当てはまるものを選択して下さい。

◎Accounting / Financial(会計・金融)
◎Consulting / Agency(コンサルティング・代理店)
◎Blogger / Author(ブロガー・執筆)
◎E-Commerce / Retail(Eコマース・小売)
◎Entertainment / Events(エンターテイメント・イベント)
◎Fitness / Nutrition(フィットネス・医療介護)
◎Healthcare(ヘルスケア)
◎Media / Publishing(メディア・出版)
◎Non-profit(非営利団体)
◎Online Training / Education(オンライン学習・教育)
◎Real Estate(不動産)
◎Software(ソフトウェア)
◎Travel / Hospitality(旅行・観光・旅館)
◎Other(その他)

三つ全て選択すると、その下に「現在どのツールやサービスを利用していますか?」という質問が表示され、他社のサービスのアイコンが表示されます。利用しているものがあればそれを選択し、どれも利用していなければ何も押さずに「Next Step」ボタンを押しましょう。



次に、パスワードを新規設定する画面が表示されます。任意のパスワードを入力したら「Take Me To My Account」ボタンをクリックします(パスワードは忘れないようメモをして保管しておきましょう)



すると、アクティブキャンペーンの管理画面が表示されます。



これで、アカウント登録(無料お試し登録)は完了です。

ActiveCampaignの初期設定


では次に、アカウント登録後に「把握しておくべき事項」と「施しておくべき初期設定」の解説に移ります。

まずは管理画面の左下の人型のアイコンをにカーソルを合わせ、「Billing & upgrade」をクリックして下さい。



ここで各プランの料金と現在のプランを確認できますので覚えておくといいです。登録したばかりの段階では以下のように「Free trial」と表記されていると思います。



次に、人型アイコンの一つ上の歯車マーク(Setting)をクリックして下さい。ここから初期設定を行なっていきます。



この画面の左側に並んでいるのが、設定の各項目になります(全部で13項目あるのが確認できると思います)



この13項目のうち、はじめに設定を施しておくべき・及び把握しておくべき項目は以下の5つです。

初期段階で重要な5つの項目

◎Account(アカウント設定)
◎Advanced(高機能設定)
◎Adresses(住所の設定)
◎Developer(開発者向け設定)
◎Security(セキュリティ設定)


したがって、以下ではこの5つにおける設定方法や内容を解説します。

アカウント設定《Account》


一番上の「Account」の項目において、初期設定として入力・選択が必要なのは以下の赤字で記した「名前」と「タイムゾーン」のみです(青字で記した部分は補足的な説明です)



名前とタイムゾーンを入力・選択したら「Save Settings」をクリックして下さい。

高機能設定《Advanced》


この「Advanced」の項目の中で初期のうちから設定しておくべきなのは、メールの配信ドメインの認証です。

以下の「Verify a new domain」の欄に、独自ドメインのメールアドレスを入力して「Submit」ボタンをクリックして下さい。

 入力するのはgmail等のフリーメールのアドレスではなく独自ドメインのアドレスです。独自ドメインを取得していない場合は、ドメイン会社でドメインを購入し、そのドメインでメールアドレスを作成する必要があります。

すると、入力したメールアドレス宛に「Please verify your domain for ActiveCampaign」というタイトルのメールが届きますので、そのメールを開いて「Verify」ボタンをクリックして下さい(ボタンをクリックできない場合はその下のURLをコピーしてブラウザにペーストして下さい)



すると配信ドメインとして認証されたことが確認できます。



これで、配信ドメイン設定は完了です。

「Advanced」の項目のそれ以外の部分はデフォルトのままで問題ありません。

住所の設定《Adresses》


この「Adresses」の項目では、自分が配信するメール末尾に記載する住所を入力します。

まずは右上の「Add an Adress」ボタンをクリックして下さい。



すると、会社名(事業主名)と住所を入力する画面が表示されます。以下にならってそれぞれをローマ字で入力し、「Add Adress」ボタンをクリックします。


(※戸建ての場合は「Address Line2」の入力は不要です)

これで、住所の設定は完了です。

開発者向け設定《Developer》


この「Developer」の項目では、外部ツールと連携する際に必要になる「API URL」と「API KEY」が表示されています。


本サイトで紹介している「ClickFunnels(クリックファネル)」と連携する際にも必要になりますので、覚えておくといいです。

セキュリティ設定《Security》


この「Security」の項目では二段階認証の設定ができます。

設定自体は任意ですが、アカウントにログインする際に二段階認証を要求してセキュリティを高めたい場合は設定しておくといいです(設定する場合には事前に「Google Authenticator」というアプリをスマホかタブレットにインストールしておく必要があります)

設定する場合、画面右上のボタンを「オン」にします。



するとQRコードが表示されますので、Google AuthenticatorのカメラでこのQRコードを読み取って下さい。



そして読み取ったのちにスマホorタブレット上に表示されている6桁の数字を入力し、Verifyをクリックします。これで2段階認証設定は完了です。


以上が、アカウント登録後に「把握しておくべき事項」と「施しておくべき初期設定」になります。

ここまで終えたら、実際にActiveCampaignを使ってメールを配信していく準備に入っていきましょう。

なお、ここで紹介したActiveCampaignは自分のビジネスの自動化に役立つメール配信ツールになりますが、私のメールマガジンの中では、自分のビジネスを所有して経済活動を行なっていく上で必要なものやそのための具体的手順を限定公開動画付きで解説しています。

メルマガ内で不定期に案内している講座ではActiveCampaignの複雑なステップメールの構築法なども収納した完全日本語解説マニュアルも配布していますので、興味があればぜひメルマガでの情報も受け取ってほしいと思います。

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