ClickFunnels Classic(クリックファネル1.0)登録方法を日本語で解説
ここでは「ClickFunnels(クリックファネル)」のアカウント登録方法と、登録後に施すべき初期設定を解説します。

ClickFunnels1.0とClickFunnels2.0の違い


はじめに、ClickFunnels1.0と2.0についてお伝えしておきます。

2022年10月、クリックファネルの最新バージョンであるClickFunnels2.0が正式にリリースされました。

最新バージョンが出たので早速使ってみよう!・・・と言いたいところですが、現状ClickFunnels2.0で作成したサイトは日本円決済に対応していません。つまり、ClickFunnels2.0を使ってセールスファネルを作成しても、そのファネルページからお客様に日本円で決済してもらうことが現時点ではできないのです。

したがって、日本居住者を対象にしたビジネスをする場合は、実質的にClickFunnels2.0はまだ使えません。そのため、ビジネスで新しくClickFunnelsを活用しようと考えている場合には今は1.0の方を申し込むのがいいです。

また、ClickFunnels1.0と2.0とでは利用料金に違いがあります。



ClickFunnels1.0では「月額97ドル・月額297ドル」の2プランが用意されています(年額払いの場合はそれぞれ「年額970ドル」と「年額2970ドル」になり、月額払いの場合より年間トータルで2ヶ月分金額が安くなります)

一方ClickFunnels2.0では「月額147ドル・月額197ドル・月額297ドル」の3プランが用意されています(年額払いの場合はそれぞれ「年額1524ドル・年額1884ドル・年額2496円」です)

セールスファネル作成サイトとして活用する場合、1.0のBasicプラン(月額97ドル)でも十分なので、料金面から考えても今はClickFunnels1.0を利用するのがいいと言えるでしょう。

したがって以下では、ClickFunnels1.0(ClickFunnels Classic)のアカウント登録方法と初期設定方法を解説していきます。

ClickFunnels Classicの無料お試し期間と有料プラン


まず、アカウント登録方法を解説する前に「無料お試し期間」と「有料プラン」についてお話しします。

ClickFunnels Classicの無料お試し期間


ClickFunnelsには、14日間(二週間)の無料お試し期間があります。

アカウント登録にはクレジットカード情報の入力は必要ですが、登録後すぐにカード決済がなされるわけではなく、登録日から14日を経過したのちにカード決済がなされます。つまり、14日間は無料で使用できることになります。

したがって、登録後14日以内に解約すれば一切料金はかかりません。この無料お試し期間は「とりあえずクリックファネルの使用感を知りたい」という人には安心できる要素だと思います。

ClickFunnels Classicの有料プラン


すでに述べたとおり、ClickFunnels Classicでは二つのプランが用意されてます。


「月額297ドル」の上位プランでは、セールスファネルの数やページ数に上限はなく無制限で使用でき、さらにステップメール配信機能など様々なサービスが利用できます。一方「月額97ドル」の下位プランでは、使用できるファネル数やページ数に上限が設けられており、さらに一部のサービスが利用不可となっています。

どちらのプランを利用するか(あるいはどちらも利用しないか)は、14日間の無料お試し期間中に決めればいいと思います。

個人的には、初期段階からいきなり様々な機能のものを使いこなすことは難しいと思うので、14日間のお試し期間終了後も使い続けるのであればひとまず「月額97ドル」の下位プランから始めるのがいいと思います。もちろん、あとからプランをアップグレードすることは可能です。

ClickFunnels Classicアカウント登録方法


それでは、ClickFunnelsのアカウント登録方法の解説に入ります。

はじめに「ClickFunnels Classicのサイトトップページ」に入ります。そしてまずは遷移したページのURLを確認して下さい。

「https://www.clickfunnels.com/classic」が、ClickFunnels1.0のURLです。



1.0と2.0のURLの違い

◎1.0のURL:https://www.clickfunnels.com/classic
◎2.0のURL:https://www.clickfunnels.com


URLに「classic」がついている方が1.0のサイトページです。確認したら、画面上に表示されているフリートライアル申込ボタンをクリックします。



すると以下の画面が表示されますので、画面の指示に従って「フルネーム(ローマ字)・メールアドレス・新規パスワード」を入力し、最後に「Start Building My First Funnel!」ボタンをクリックして下さい。



すると次に、住所や電話番号を入力する画面が表示されますが、ここで一点注意が必要です。下の画像にも記したように、初期の登録画面では、14日間の無料お試し期間後に月額297ドルの決済がなされる設定になっています



お試し期間後にはじめから上位プランを使うつもりの場合はこのままでもいいのですが、先ほど言ったように個人的には下位プランからスタートすることをお勧めします。

その場合(無料お試し期間中に解約しなかった際に、その後はひとまず月額97ドルの決済がなされるようにしたい場合)は、マウスでカーソルをページ端に寄せるなど、ページを閉じようとする動作をしてみて下さい。

すると次のように「Wait!(待って!)」という文言のポップアップ画面が表示されます。これは「月額97ドル」の下位プランの方を提案する、いわゆるダウンセルの画面ですね。



ここに表示されたボタンをクリックすると、お試し期間終了後は月額97ドルの決済がなされる設定になります。ここから「住所・電話番号・クレジットカード情報」を入力し、すべて確認したら「Start My Free Trial!」ボタンをクリックして下さい。



すると、会社(事業所)がアメリカ国内にあるかどうかの確認画面が表示されます。会社がアメリカにない場合は左のボックスにはチェックを入れず、そのまま「Next」ボタンをクリックします。



次に、会社名(または事業主名・屋号)を入力する画面が表示されます。会社名以外の住所や郵便番号は先ほど入力した内容がそのままこの画面に反映されていますので、会社名を入力したら「Submit」ボタンをクリックして下さい。



すると、ClickFunnelsの管理画面が表示され、上部に「Success Your account settings were successfully updated.」という文言が表示されます。


これで、ClickFunnelsのアカウント登録は完了です。

ClickFunnels Classicの初期設定


では、次に「アカウント登録後に施しておくべき初期設定」の解説に移ります。

まずは管理画面の右上にカーソルを合わせ、歯車マークの「Account Setttings」をクリックして下さい。



すると、次の画面が表示されます。この画面の左側にあるのが、アカウント設定の各項目になります(全部で12の項目があります)



この12の項目のうち、はじめに設定を施しておくべき(及び理解しておくべき)項目は以下の6つです。


特に重要な6つの項目

◎Account Details(アカウント詳細設定)
◎Sub Users(サブユーザー追加設定)
◎Account Billing(支払いや解約の設定)
◎Integrations(外部ツールとの連携設定)
◎Payment Gateway(決済システムとの連携設定)
◎Domains(カスタムドメイン設定)


したがって、ここからはこの6つにおける設定方法や内容を解説します。

アカウント詳細設定《Account Details》


まずは「Account Details」の項目について、上から順番に解説します。

会社プロフィール《Company Profile》


ここの「Company name」の欄には、あらかじめ入力した会社名がすでに反映されています。また、「Company image」の部分から会社のロゴ画像などをアップロードできますが、これは任意です。

会社住所《Company Address》


ここには、あらかじめ入力した会社の住所や電話番号等が反映されており、ここから情報を変更することが可能です。変更がない場合、基本的にこの部分はいじる必要はありません。

サブドメイン《Clickfunnels Subdomain》


これはClickFunnelsでセールスファネルを作成した際の自分のページドメインです。「◯◯◯.clickfunnels.com」となっており、◯◯◯の部分に自分専用のサブドメインが入ります。

初期状態では◯◯◯の部分は自分のメールアドレスの@以前の文字列になっていると思いますが、この欄からそのサブドメインを任意の文字列に変更することが可能です。

ただし、作成したセールスファネルのページは、個人的には「◯◯◯.clickfunnels.com」というサブドメインではなく、自分独自のドメインを使用することをお勧めします(その場合の設定方法は後述します)

したがって、自分独自のドメインを使用する場合はこのサブドメイン設定はあまり意識する必要はありません。

タイムゾーンと言語《Timezone and Language Settings》


ここでは、タイムゾーンを設定できます。基本的にTime Zoneを「Tokyo」にするだけでいいです。Localeは適当な項目がないので設定なしでOKです。

アフィリエイト設定《Affiliate Settings》


これはアフィリエイトに関する設定になります。初期段階では「ClickFunnels Affiliate Badge」のデフォルト設定がONになっていますが、これはOFFにすることをお勧めします

これをONにしたままだと、自分が作成したセールスファネルのページ上に余計なリンク(アフィリエイトリンク)が表示されてしまいます。

 その下の「Wordpress API」と「Available Beta Features」は特に使わないので、ここでは解説を割愛します。

サブユーザー追加設定《Sub Users》


次に「Sub Users」の項目の解説に移ります。

これはClickFunnelsの管理画面上の操作を自社の社員や外注先に依頼する際に使用します。自分以外に管理画面上で作業をできる人を追加する、それがサブユーザーの追加になります(したがって、すべて自分一人で作業をする場合にはこの項目は使用しません)

サブユーザーを追加する場合は、まずは右上の「Invite Sub User」ボタンをクリックします。


すると、サブユーザーのメールアドレスを入力する欄と、そのサブユーザーに付与する権限を選択する画面が表示されます。画面に従って入力・選択をして「Send Invite」を押すと、招待は完了します。


外注先に作業を依頼する際は覚えておくといいです。

支払いや解約の設定《Account Billing》


この「Account Billing」は、ClickFunnelsに対する支払いや登録解除(解約)に関する項目になります。

まず、現在無料お試し期間中なのであれば最初にカード決済がなされる日がこの画面に記載されていますので、ここは確認しておきましょう。


上の画面の場合「2022年11月2日」と表記されています。それ以前に解約をした場合は決済がなされることはありません(お金が引き落とされることはありません)

また、解約をしたい場合にはこの項目の中の「Cancel Account」から解約ができます。


上の「Cancel My Subscription」ボタンから解約が可能です。

外部ツールとの連携設定《Integrations》


次に「Integrations」の項目についてです。

これはClickFunnelsと外部ツールを連携する際に使用するものになります。例えば…

◎「ClickFunnelsとメール配信スタンドのActiveCampaignとを連携する」
◎「ClickFunnelsと会員サイト提供サービスのKajabiとを連携する」

このような時に使います。このような連携をしておくと、ClickFunnelsで商品を購入してくれた人に自動でActiveCampaignのメールが送信されたり、自動でKajabiの会員サイト情報を届けるといったことが可能になります(もちろん、その外部ツールを自分が使用していることが前提です)

外部ツールと連携する場合、まずは右上の「Add New Integration」をクリックします。


するとClickFunnelsと連携可能なツールの一覧が表示されます。試しに、一番左上の「ActiveCampaign」をクリックしてみましょう。


するとAPI KEYやAPI URLを入力する画面が表示されます。ActiveCampaignを利用しているのであれば、このページから連携が可能です。


基本的に「月額97ドル」の下位プランを使用するのであればメール配信スタンドとの連携は必須なので(ClickFunnelsのステップメール配信機能は上位プランでのみ使用可能なので)、覚えておくといいです。

決済システムとの連携設定《Payment Gateway》


次に「Payment Gateway」の解説に移ります。

これはClickFunnelsと決済代行システムとを連携する際に使用するものです。決済代行システムとは必ず連携すべきです。この連携をしないとClickFunnelsはセールスファネルとして機能しません。

連携する際は、右上の「Add New Payment Gateway」をクリックします。


するとClickFunnelsと連携可能な決済代行会社が表示されますが、このうち日本で利用可能なのは赤で囲った「Stripe」と「PayPal」のみです。


したがって、日本でClickFunnelsを使用する際は「Stripe」と「PayPal」のどちらかと連携する必要があります。どちらか一方で構いませんが、この連携は必須です。

試しに「Stripe」をクリックすると、以下の画面が表示されます。


上の「Create Stripe Account」ボタンから連携が可能です(まだStripeアカウントを持っていない場合も、このボタンから作成・連携ができます)

カスタムドメイン設定《Domains》


最後に「Domains」の項目について解説します。

これはClickFunnelsで作成したページを独自ドメインで公開する際に使用します。

初期状態では「◯◯◯.clickfunnels.com」という形で、“ClickFunnelsドメインのサブドメイン”として自分のページが公開されますが、これを“自分独自のドメイン”にして公開する際に必要になります。

独自ドメインで公開する際、まずは「Add New Domain」ボタンをクリックします。


すると次の画面が表示されます。左は「このサイトから直接新規独自ドメインを取得する」ボタン、右は「すでに別サイトで取得しているドメインをこのサイトに連携する」ボタンです。


基本的にはここから新しく独自ドメインを取得する方が圧倒的に楽なので、左のボタンを押して新規取得することをお勧めします。左の「Choose a domain」ボタンを押すと、次の画面が表示されます。


ここから取得したドメインを入力します。上の画面は、試しに「test-ex」と入力してみた画面です。「test-ex.name」「test-ex.com」など、取得可能ドメインが複数表示されているのがわかると思います(価格はすべて年間20ドルです)

このうち、試しに「test-ex.com」の欄の「$20」ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。


この画面の「Pay $20」をクリックすると、新規独自ドメインの購入が完了し、これ以降そのドメインをClickFunnelsで作成したページのカスタムドメインとして公開できることになります。


以上が、アカウント登録後に「施しておくべき初期設定」及び「把握しておくべき事項」になります。

ここまで終えたら、実際にClickFunnelsを使用してセールスファネルの作成に入っていきましょう。

なお、今回紹介したClickFunnelsはオンラインビジネスの効率化(自動化)に役立つツールになりますが、メールマガジンの中では、自分のビジネスを所有して経済活動を行なっていく上で必要なものやそのための具体的手順を限定公開動画付きで解説しています。

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