お金儲けへの罪悪感の正体とは?稼ぎ方と使い方を勉強しない人の末路
今回は「お金と罪悪感」をテーマに書いていきます。

この記事を読むことで理解できること
◎お金を稼ぐ行為に対する「いやらしさ・後ろめたさ」の感覚の正体とは何か?
◎それを理解した上でお金に対してどのような意識を持って活動していけばいいのか?

では、まずは今回のテーマについて簡潔にまとめたこちらの動画からご覧下さい。


以下、この内容に沿って詳しく解説を加えていきます。

お金を稼ぐことに対する罪悪感


一般的に、お金を稼ぐ・お金儲けをするという行為に対してはあまりいいイメージを持たない人が多いです。

事実、お金儲けのために〇〇をすると聞くと「いやらしい・卑しい」といったマイナスの印象を抱く人は多いです。そのような行為に対して「そうやってすぐにお金儲けをするな!」と批判する人さえ出てきます。

また、自分で商売をしている人であっても顧客からお金を取ることに後ろめたさを感じていて「お客さんにお金を払ってもらうのは申し訳ないな…」などと発言をする人も実際には存在します。

このように「お金を稼ぐ・儲ける」という行為に対しては、いやらしさ(嫌悪感)後ろめたさ(罪悪感)など、どこかしら否定的な感覚を持っている人が多いというのが実情なのです。

では、そのようにお金を稼ぐ行為に否定的な感覚を持つ人にはどんな特徴があるのか?

今回は「お金稼ぎ・お金儲け」に対する世間一般の感覚を細かく分解して、その背後にあるものを明らかにしていこうと思います。

「お金を稼ぐ=私欲を満たす」


まず、結論から言います。

お金を稼ぐことに対して否定的な感覚を持つ人には「お金を稼ぐ=私欲を満たす」というロジックが脳内にあります。「お金を稼ぐ」という行為を、勝手に「私欲を満たす」という意味に変換して解釈しているのです。

お金を稼ぐことに否定的な人の特徴
「お金を稼ぐ=私欲を満たす」というロジックを持っている

そしてこれは、一般的なサラリーマンの人に多い傾向があります。以下、細かく説明していきます。

「お金を稼ぐ→生活費に使う」


まず、一般的なサラリーマンは「今の仕事は、自分の生活費のためにやっている」という認識を持っている人が多いです。いわば、仕事をしなければ自分が食っていけないから、自分の生活に必要なお金を稼ぐために毎日会社に行って仕事をしているという認識です。

そしてこのような一般的なサラリーマンは、次のようなスタイルをとります。

会社から振り込まれる毎月の給料の多くを、自分の生活費に回す

会社員の場合、通常自分の口座に振り込まれる給料は手取りの額であり全て自分のものとして使うことができるので、その稼いだ(振り込まれた)お金を私的に使う・生活費に使うことになるのです。

そうすると、このタイプの人間は仮に「大きなお金を稼ぐ」となると、それは「多めに生活費に使える」という解釈をすることになります。そして「多めに生活費を使える」ということは、つまりは「自分が贅沢な生活ができる」という発想になるので、ここから「私欲を満たせる」という解釈につながることになるのです。

一般的なサラリーマンの思考
・「お金を稼ぐ」→自分の生活費に使う
・「大きなお金を稼ぐ」→多めに自分の生活費に使う(贅沢な生活ができる)

したがって、一般的なサラリーマンのように生活費のために仕事をして給料をもらっているタイプの人間は、その思考の枠組みからして「お金を稼ぐ」ことを「私欲を満たす」ことに結びつける人が多いです。

特に、大きく儲けるということを想起すると、

・「高級タワーマンションの高層階に住む」
・「高級車を乗り回す」
・「高級ブランド品をたくさん身につける」

このような贅沢な生活をイメージする人が多いのです(言ってみれば「浪費に使う」典型的なタイプです)

罪悪感(後ろめたさ)の正体


ただ、そのような浪費的な生活自体は直接的に誰かの役に立つ行為ではありません。

そのようなお金の使い方は、承認欲求を満たしたり見栄を張ったりするだけの行為であり、いわば自分の欲を満たすためだけのなのでそこに後ろめたさ(罪悪感)やいやらしさ(嫌悪感)が残るのです。

だからこそ「お金を稼ぐ=私欲を満たす」というロジックを持っている人は、他人のお金を稼ぐ行為に対しても否定的になり、

・「大きく稼ごうとする人は、私欲を満たす金の亡者だ!」
・「セールスをしてお金を取る行為は、人のお金で自分の生活を豊かにする行為だ!」

といった発言をするのです。

要は、お金を稼ぐことに対して否定的な感覚を持つ人は、稼いだお金を「私欲を満たす」ために使うことにしか結びつけられないほどマネーリテラシーが低いということです。

だからこそ、他者が大きく稼いでいると「その他者はお金を浪費的なことに使っている」と勝手に思い込み、その他者を批判の対象にするのです。

そしてさらに、そのような否定的感覚を持つ人はそもそも「お金を稼ぐ=私欲を満たす」というロジックを持っているので、仮に自分が大きなお金を稼いだら自分も浪費的な使い方をする可能性が高いということが言えます。

お金の勉強をせずに大人になると、このように「愚かな認識で他者を批判するだけの残念な人間」になってしまうのです。

 ちなみに、先ほどのような浪費的なお金の使い方に関しては、この先しっかりと自分の資産を構築していくことを考えるのであれば黄色信号です。これ関しては、過去のこちらの記事「なぜ自己破産する?億を稼ぐ芸能人やスポーツ選手も借金に苦しむ理由」にまとめていますので、ぜひ併せて読んでおいてほしいと思います。

「お金を稼ぐ=理念実現に向かって進む」


ここまでは、一般的なサラリーマンの人に多い考え方を説明してきました。会社からお金を与えられるタイプの人は「振り込まれたお金は生活費に使う」というスタイルなので、「お金を稼ぐ=私欲を満たす」というロジックを持っている人が多いということですね。

では、ここからはそのタイプと比較して「自分でお金を生み出せるタイプの人間」の特徴も明らかにしておこうと思います。

結論、自分の軸を持って自分でお金を生み出せるタイプ人には「お金を稼ぐ=私欲を満たす」という思考はありません。

「お金を稼ぐ→事業の経費に使う」


自分でお金を生み出せるタイプの人間は、一般的なサラリーマンとは違って「生活費のために仕事をする」という認識を持っていません。彼らは「自分の事業を通した理念や、自分で主体的に設定した目標の実現のために仕事をしている」という認識を持っています。

自分の事業で生み出した毎月の売上の多くを、自分のビジョンを実現するための事業の経費に回す

このようなスタイルをとるので、お金を稼ぐことをさらに大きな価値を生むため活動をするための経費に使うことに結びつけるのです。

したがって、自分の事業にかけられるお金が増えるのであれば、その分活動範囲を広げたり、お金をかけてより商品やサービスの質を高めることができることになります。つまり、お金を稼ぐことによって、より多くの人に価値を届けたりより価値の高いものを提供できるのです(言ってみれば「浪費」ではなく、事業の「投資」に使うことで、自分のビジョンの実現に向けて活動していることになります)

したがって(繰り返しにもなりますが)このタイプは「自分の生活費を稼ぐため」などという次元では活動していません。生活費を稼げるなんてのは当たり前のことなのです。

お金稼ぎは挑戦するための手段


そもそも、資本主義経済の中で自分で主体的に目標を設定してそれを実現させようと行動するのであれば、お金の問題はクリアしなければいけません。社会の中で何かを成し遂げようと挑戦するためには、お金は必要になります。つまり、自分でお金を生み出すことができないと、自分の夢に挑戦することもできないのです。

それを鑑みると、お金を稼ぐことに否定的な感覚を持つ人は、そもそも挑戦していこうというマインドがない人間と言えます。お金を稼ぐことの否定は、挑戦することの手段の否定になるからです。

したがってそのような人間は、自分の夢や目標を持たず、自分は生活費が賄えればそれでよいと考え、自分の知らない方法でお金を大きく稼いでいる人は金の亡者だと思うレベルの人間です。

仮に、大きな目標に向けて行動しているのであれば必ずお金の問題にはぶち当たるはずです。なので、そのお金の問題をクリアしようともせずに稼ぐことを否定するということは、その人は自分の夢や目標を持つことをも忘れている可能性があります。

マネーリテラシーの低さの元凶は学校教育にある


では、何がきっかけで、多くの人は自分の夢や目標を持つことを忘れ、お金を稼ぐことにも否定的な印象を持ってしまうのでしょうか…?

それは、当ブログの他の記事でも何度も説明してきた通り、学校教育がそのような人間を育成してしまうからです。

幼い頃に多くの人が通る道である学校では、お金の教育は一切なされず、さらに、主体的に目標を設定して自分のやり方でやり通すということも教わりません(どちらかと言えば、独自のやり方で自分勝手なことをすることを禁止されます)

明治期に出来上がった労働者育成機関としての学校の教育のシステムが今も尾をひいていることで、多くの人は夢や目標を持つことを忘れ、お金についても無知な労働者として、社会に放り出されることになるのです。

このような状況から抜け出すためにはどうすればいいのか…。

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