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今回のメールでは、昨今の変化の激しい時代を俯瞰した上で、私自身が感じていることを共有しておこうと思います。
◎「これまでの学校教育の方向性」
◎「これまでのインターネットが可能にした世界」
◎「これからブロックチェーンが可能にする世界」
これらを整理する上でも役に立つと思いますので、じっくりと読んでほしいと思います。
目次
日本の義務教育の延長線上に未来はない
日本の義務教育制度が導入されて以降、私たちは皆「学校教育」を受けてきました。
それは当時(明治期)の国策においては必要ではあったものの、「個人が主体性をもつ」「自立した人間になる」という点ではマイナスに機能する、ある種の洗脳教育です。
そんな洗脳教育を受けて育ってきた延長に
・「お金の話をするのはタブー」
・「就職して働くことが正当な道」
という非合理な価値観が存在します。
その結果、多くの人は自分の力でお金を生み出す選択肢をもたず、自分の貴重な時間を差し出すことでしかお金を得ることができない身体になっていきます。
事実、多くの一般サラリーマンにとっては毎月の固定された給与で生活をするのが当たり前の世界であり、その給与以外にもらえる賞与などはその名の通り、とても嬉しい特別なボーナスステージ扱いです。
そのような人の多くは、気づいてもいません。
「今の時代、自分自身の力で毎月ボーナス以上のお金を生み出せる」「賞与が特別なのではなく、固定された給与自体がおかしい(少なすぎる)」ということに…。
未だ洗脳教育の延長線上にいる人たちにはそのような発想は微塵もないのです。
インターネットの技術が可能にしたもの
インターネットは、多くの中間搾取者の権力を無効化しました。
普通の一般人で言えば・・・会社という中間搾取者がいなくても、インターネットを有効活用することで個人で信用と仕事を獲得してお金を稼ぐことが容易になりました。
また、芸能人で言えば・・・事務所やTV局という中間搾取者がなくても、インターネットを有効活用することで個人で自分の作品を多くのファンに届けられるようになりました。
これまではいかに有能な人であっても、上司・事務所・TV局のお偉いさんという権力者に嫌われた時点で仕事で日の目を見ることのない人はたくさんいましたが、インターネットはその既存の勢力図をガラリと変えたのです。
なにもこれは今に始まったことではなく、私も8年前から言っていることではあるのですが、ただ昨今の芸能人の事務所脱退が相次いでいる事実から察するに芸能界でもようやくそれが本格的にバレてきてしまったという印象です。
したがって今は既存のミドルマンの存在なしでも、しっかりとビジネスを学びスキルを身につけた上でインターネットのレバレッジを最大限に活かせば、十分自分自身でビジネスをすることができます。
つまりインターネットは、中間搾取者を無力化し、既存の働き方の常識を覆し、凡人であっても自由に経済活動ができる世界を作り上げたのです。
したがって、今は世間一般の常識とされているように40年かけて平日毎日働いて稼いでいく必要もありません。
別にそれを否定してるわけではないですし、本当に好きでやっているのであればやればいいと思いますが、それ以外の選択肢を持っていないことは問題です。
ビジネスの原理原則を外さずに(※ここは重要)、インターネットを有効活用することができれば「生活のために好きでもない仕事を何年もする」ということはまずなくなります。
しかし現実はそのような選択肢をもたず、就職しないことへの恐怖を持ち続けて大して好きではない仕事を続けている人が非常に多いのです。
こういった状況も、元をたどれば全て画一的教育に原因があると私は思っています。
ブロックチェーンの技術が可能にするもの
その画一的教育の歴史的背景も踏まえた詳細については私のYouTube動画を見てしっかりと学んでほしいのですが、今後も同じように自らお金を生み出す選択肢を持たず、その為の情報に主体的に触れようとしないのであれば、いよいよ時代の変化に取り残されていきます。
いつの時代も、その時代を塗り替えるのは「テクノロジーの発達」です。
先述の通り、インターネットの技術は労働市場の中間搾取者の権力を無効化しましたが、最近ではブロックチェーンの技術がいよいよ金融世界の中間搾取者を排除しにかかっています。
金融界の中間搾取者とは、言うまでもなく「銀行」です。
これまでは、預金と称したお金を多くの国民から集め、それを誰にいくらで貸していくらの利息を付けるのか、それはすべて銀行や信用格付け会社などが決めていました。
貯金信仰が強い多くの日本人に超低金利の預金を促す一方で、車やマイホームの所有をステータスだと思い込む人々に高金利のローンを組む…。これまで銀行は、その中間搾取者としての権力を行使し、金融リテラシーの低い国民全員を対象にした大規模ピンハネビジネスを行ってきたのです。
そんな中央集権型の金融形態が、ブロックチェーンの技術によって次第に非中央集権型(分散型)の金融に取って代わろうとしてきています。
銀行という中間搾取者を完全に排除し、借り手と貸し手に高いインセンティブを与えた状態で、世界中で容易にお金の貸し借りができる仕組みがブロックチェーン上に構築されつつあるのです。
◎「Centralized Finance」から「Decentralized Finance」へ
ブロックチェーン産業の成長スピードはインターネット産業の5倍と言われていますので、世界経済のあり方自体も今まで以上に加速度的に変化していきます。
そんな中・・・・
・「お金って日銀が発行する紙幣のことでしょ?」
・「その紙幣って会社に勤めることで毎月得られるんでしょ?」
・「マイホームを持つことが一人前の証だ!」
…と、いつまでも洗脳教育の延長線上を歩いている人は、もう完全に時代の流れについていけなくなります。
これまでの洗脳教育の延長線上に明るい未来はないのです。
幻の大地と言われていた世界
今とりあげた「DeFi」は、ブロックチェーン技術と仮想通貨の世界の話です。また、今年の流行語大賞にノミネートされている「NFT(Non Fungible Token)」もブロックチェーン技術と仮想通貨の世界のものです。
「仮想」と名のつくものなのであえて「バーチャルなもの」という言い方をすると、今後もバーチャルなものが価値になり、それが人を動かし、世界を作り上げるという側面はどんどんに強まっていくことになるでしょう。
それらは、今までの価値観を基準にして見るとあまりにも非現実的なものに感じてしまったり、無価値なものに見えてしまうかもしれません。
しかし、それはアップデートされていない古い価値観でこれからの未来を想像している人の見方にすぎません。インターネットが登場した当初、それを活用してビジネスをする人たちに対して「虚業だ」とののしっていた愚かな人たちの二の舞です。
マークザッカーバーグも仮想空間に着目し、社名をFacebookからMetaに変えたことに象徴されるように、もはやバーチャルなのかリアルなのか、その境界線がこれまで以上にわからなくなる、あるいは逆転してしまうとも言える世界が今後実現すると思います。
・・・バーチャルこそがリアル・・・
そのような意味で「幻の大地と言われていた世界が実は現実の世界であったと判明する」、そんなドラクエ6のような現象が起こるわけです(←この絶妙な喩えも8年前から使っていますが、いまだ誰からも共感されません笑)
今後、時代がものすごい勢いで変わっていくにもかかわらず学校教育のあり方が一向に変わることがないのであれば、今の時代を生き抜くにおいては学校で教わったことだけを守っていては絶対にダメです。
主体的に学び方から変えようとしなければ、これからの時代における「生きる力」を身につけることはできません。
常に危機感を持ち、主体的に学ぶ姿勢が重要になります。学びを放棄した人間に未来はありませんので。
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