サーバーとドメインとは?ネット上の仕組みをわかりやすく解説
前回の記事では無料ブログと有料ブログ(ワードプレス)の違いを説明しました。その中で有料ブログとは、ブログ自体にお金がかかるのではなく「サーバーを借りる・ドメインを取得する」ことにお金がかかるということをお伝えしました。


では、その「サーバー」「ドメイン」とは、一体どういったものなのでしょうか?

今回の記事では、インターネットにおけるそれら言葉の位置づけも含めて、ネット上の仕組みを確認しておきましょう。

それでは、まずは簡潔にまとめたこちらの動画をご覧ください。


サーバーとは?


さて、あなたは今まさに私が書いた記事を読んでいます。『サーバーとドメインとは?ネット上の仕組みをわかりやすく解説』というタイトルの記事ですね。

私がこの記事を投稿し、あなたがこの記事を見ているわけですが、実はこの場合の「私」と「あなた」の中継地点に位置するのが「サーバー」というものなんです。サーバーが存在するから、あなたは私の近くにいなくても、私が投稿した記事を読むことができるのです。

…もう少し詳しく説明します。

私はいつもパソコンで記事を作成していますが、その記事はただ作成しただけではパソコン上の一つのデータにすぎません。それだけではネット上で皆に見てもらうことはできないのです。

作成した記事を皆に見てもらうためには、その記事のデータをサーバーという空間に転送し、そのサーバー上に記事のデータを保存するのです。そうすれば世界中の誰でも、ネットを通じてサーバーにアクセスすることで私の記事のデータを見ることができるのです。

ここで、そのプロセスを簡単にまとめておくと、

①私が記事を書き、その記事のデータをサーバーに転送する
②サーバー上にそのデータが保存される
③あなたがサーバーにアクセスすることで私の記事を見ることができる
といった感じです。



サーバーは、「ネット上のデータを保存する空間」という位置づけですね。私たちはパソコンやスマホやタブレットからそのサーバーにアクセスすることで、自分が作成したデータを送信したり、他者が作成したデータを閲覧することができるのです。

なお、パソコンなどのデバイスからサーバーにデータを転送することを「アップロード」、サーバーからデバイスにデータを取り込むことを「ダウンロード」といいます。この言葉はほとんどの人が聞いたことがあるでしょう。

あなたが毎日のように見ている友達のTwitterのつぶやきも、友達がサーバーに転送したデータ(ツイート)を、あなたがそのサーバーを経由して見ているということになるのです。

そしてこのサーバーに関して、“無料ブログ”や“無料で利用できるSNS”の場合は、それぞれ専用のサーバーがすでに存在しています。FC2ブログならFC2ブログ専用のサーバー、TwitterならTwitter専用のサーバーというものがあるのです。

しかし、サービス会社から無料でブログ等を使わせてもらうのではなく、自分の資産として構築できるブログを作りたい場合、まずはサーバー自体が存在しないことになります。そのため、特定の会社にサーバーを使わせてもらうようお願いする必要が出てきます。そうしなければ、そのブログを通して自分のデータを転送することはできませんからね。

そこで必要なのが「サーバーをレンタルする(借りる)」という作業です。当然私がこのブログを立ち上げる際もその作業を行っています。この「サーバーをレンタルする」という行為にお金がかかるのです。

ちなみに私は「Xサーバー」という会社からレンタルしていますが、サーバー代は大体年間で10000円強です。

ドメインとは?


では「サーバーをレンタルしてそれを使うことができれば作業は完了か」というと、実はそうではありません。

サーバーを使うことができても「これが私のデータです」ということを意味するIDコードがなければサーバー上にデータを転送してもそれを自分のデータとして認識してもらえません。他のと区別する自分だけの“IDコード”を持つ必要があるのです。

この“IDコード”のことを「ドメイン」といいます。

具体的には「https://○○○.com/」とか、「https://△△△.net/」といった場合の、○○○や△△△に当たる部分がドメインです。



無料ブログの場合、例えばseesaaブログであれば、「https://○○○.seesaa.net/」といったように、seesaaブログのドメイン内の○○○の部分に自分のIDコードが入ることになります。そういった場合は、seesaaブログを使っている他の人とドメインパワーを分け合っていることになります。

しかし有料ブログの場合は「https://△△△.net/」のように誰とも分け合うことのない自分だけのドメインを持つことになるのです。

この自分だけのドメインのことを、よく「独自ドメイン」といい、この「独自ドメインを取得する」という行為にも、お金がかかるのです。

ドメインの取得は早い者勝ちです。先着順に取得することが可能なので、一度誰かが取得したドメイン名は後から新しく使うことはできません。

サーバーとドメインのまとめ


というわけで、ここまでをまとめると

①「サーバー」を有料でレンタルすることで自分のデータの保存場所を確保することができる
②「独自ドメイン」を有料で取得することで自分だけの“IDコード”を持つことができる

そしてその②のコードをもって①のサーバー上に自分のデータを転送することで、世界中のみんなに自分のデータを見てもらう事ができるようになるのです。

有料ブログを利用する際には、①②の作業の後にワードプレスをインストールすることになるのですが、お金がかかるのは①②の作業だけです。

以上、有料のブログ(ワードプレス)を開設する際に必要な「サーバー」と「ドメイン」の位置づけと、それらを含めたインターネットの仕組みを解説しました。

インターネットビジネスを長く続けていくのであれば、このあたりの仕組みは知っておくべき内容です。

そして以下では、実際にワードプレスの作成手順を解説してありますので参考にして下さい。
⇒「初めてのブログの作り方!初心者もできるワードプレス設置手順完全版

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