
一昔前、それこそ私がオンラインビジネスに着手した2013年頃は、ブログは必須の媒体でした。しかしその後、2018年頃から一部で「ブログはオワコン」という言葉が囁かれるようになり、それを機にブログではなくInstagram等のソーシャルメディアの更新に力を入れる人が目立つようになりました。
そして2020年頃になると、ソーシャルメディアを使ったビジネスをサポートする自称コンサルタントが多く出現するようになり、それに伴って “SNS起業” というものが広まるようになりました。それ以降、オンラインビジネスの主要メディアは「ブログからSNSへ」どんどんシフトしていった印象を受けます。
結果として、現在では「SNSは使っているが、ブログは持ってすらいない」という起業家も結構多いです。今このページに訪れてくれているあなたも「もうブログは要らないかも?」と思っているかもしれません。
そこで本記事では『オンラインビジネスにおいて「ブログ」はもう不要なのか?』をテーマに、私の個人的見解も交えて書いていこうと思います。
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目次
【大前提】ブログやSNS運営の目的
はじめに、本記事におけるブログやSNSの位置付けを明確にしておきます。
本記事では、ブログやSNSを「DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)における集客媒体」と位置付けています。自分の商品・サービスを販売するにあたって、その購入対象者(見込み客)をメルマガやLINEに呼び込むための媒体ということです。
DRMの全体像を可視化した図で言うと、以下のように一番左に位置します。
これを実現することを念頭に、ブログやSNSを運営していくことになります。
したがって、ブログを運営する目的は「多くのアクセスを集めること」ではありません。ブログにどれだけ多くのアクセスが集まっても、その訪問者が“自分の商品・サービスの購入対象者(見込み客)”でなければ意味はありませんし、彼らに「メルマガ or LINEに登録してもらうこと」がその目的になります。
これが、本記事の大前提です。
ブログ集客の優先度は下がりました
そしてブログを上記のような「集客媒体」と位置付けた場合、昔と今とでその有効性は変わりつつあります。
一昔前であれば、見込み客にとって価値のある記事(役に立つ情報・共感できる内容)をコツコツと書き、そのブログのSEOを高めて集客するという手法はかなり有効でした。実際にこのブログも2014年から運営していますが、2018年頃までは真面目に記事を更新していけば、このブログだけでも1日5件くらいはコンスタントにリストを獲得できていました。
しかし、今ではブログ集客の難易度は上がってきています。そしてそれに伴って、ブログ運営をやめる起業家も年々増えてきているのです。
その主な理由とポイントは、以下の通りです。
SEOの強いライバル記事の乱立
今はインターネット上の活字コンテンツも溢れるようになり、昔と比べて記事が充実しているサイトの数も随分と増えました。さらに、SEOの強い企業ドメインのサイトも乱立しています。そのため、今は個人がコツコツ記事を積み重ねてもその他多くのコンテンツの中に埋もれてしまい、自分の記事を上位表示させることも昔と比べて難しくなってきているのです。
自分の記事を上位表示できなければ、検索経由で見込み客が自分のブログに訪れることはありません。そしてブログに訪問してもらえないということは、検索経由では自分の存在が認知すらされないことになります。
このように、単純に「SEOの強いライバル記事が増えた」というのが、ブログで集客しづらくなった要因の一つと言えます。
ブログ以外のメディアの優位性
また、ブログによる集客はその性質上「即効性」はありません。ブログが検索エンジンに評価されて記事が上位表示されるようになるまでには、ある程度の期間を要します。したがって、ブログを開設してすぐにアクセスが集まり出すということはなく、見込み客からの認知もすぐに得られることはないのです。
一方、X(旧Twitter)やInstagramなどのソーシャルメディアはもともと“他者との交流やシェア”を前提に設計されているため、活用の仕方次第では比較的すぐに認知が得られます。この「見込み客からの認知を早期に得られる」という即効性の観点で言えば、ブログよりもSNSに軍配が上がることは否めません。
このような、特定の側面において「SNSの方がブログよりも明らかに優位性がある」という点も、近年ブログが徐々に敬遠されてきている要因の一つと言えます。
ただ、そもそもブログはWeb1.0時代の古参媒体であり、SNSはその次のWeb2.0時代の媒体です。かつてはブログがWeb媒体の王道として君臨していましたが、そこに突如SNSという全く別の媒体が新たに登場したのです。そのため、かつてのブログの役割の一部がSNSに取って代わられるというのはごく自然なことです。
したがって、これに関しては「ブログが敬遠されてきた」というよりも「その役割の比重がよりSNSに寄ってきた」という方が適切かもしれません。その結果、冒頭でも触れたように今は「ブログを持っていない」という起業家も少なくはないのです。
AIツール台頭による検索方法の変容
さらに、今はChatGPTやGeminiなどのAIツールで調べ物をすることが可能です。そのため、かつては調べ物の手段のメインストリームであった「検索エンジンにキーワードを打ち込む」という作業が、今は「AIに聞く」という作業に代替されつつあるのです。
それに伴い、今後は「検索窓にキーワードを打ち込まない」という人もどんどん増えてくる可能性があります。そしてそれは「見込み客に自分のブログに訪問してもらう手段の一つが絶たれる」ことに繋がります。
したがって、ブログの集客効果は今以上に下がってしまうことも予想されます。これも、今ブログが敬遠されてきている要因の一つと言えるでしょう。
これらを総合的に判断すると「オンラインビジネスにおけるブログ集客の優先度は下がった」というのは一つ確実に言えることです。昔と比べてブログの集客効果は相対的に低下したと言わざるを得ません。
したがって、今はブログ記事をコツコツ書く“だけ”で集客しようと考えるのは明らかに無謀です。「SNSも併行して運営する」あるいは「広告を出稿する」などの別の集客方法も確実に実践すべきです。
ブログ集客について、まずはこの現実をしっかり押さえておさえておくべきだと思います。
オンラインビジネスでブログはもう不要なのか?

では、オンラインビジネスを実践する上でもうブログは要らないのか?…というと、そんなことはありません。
現に私自身が今でもブログを運営していますし、オンラインビジネスを実践する多くの人にとっても、ブログは“あった方がいい”と個人的には考えています。
その主な理由は、以下の通りです。
ブログ運営のメリット①
先の述べたとおり、今の時代のブログは「自分のことを全く知らなかった見込み客に、検索経由で自分の存在を認知してもらえる媒体」としては昔ほど有効に機能なくなりました。
しかし一方で「一度自分のことを認知してくれた見込み客に、より深く自分の思考哲学を理解してもらえる媒体」としては今でも大いに機能します。
・一度SNSで自分の発信に触れたことのある人
・過去に広告で自分の存在を認知してくれた人
・紹介を通じてリアルの場で合ったことのある人
・すでにメルマガ登録をしてくれている人
上記のような人が「この人のことをもっと詳しく知りたい」と思って、自分のブログに訪問してくれることはよくあります。
そんな時、ブログの中のプロフィール記事に自分のストーリーや理念が記載されていれば、それに共感した人は“濃い見込み客”になってくれることがあります。また、ブログの中に独自の思考や哲学が反映された記事があれば、それを読んだ人は“より濃いファン”になってくれることもあります。何なら、こちらが積極的に有料サービスのオファーしていなくても、見込み客の側から「今はコンサルの募集はしてないのでしょうか?」という連絡をしてくれるケースさえ出てきます。
つまり「一度自分のことを知ってくれた人に対するロイヤリティ強化装置」としては、ブログは今でもかなり有効に機能するのです。
そもそも、ブログには字数制限やデザイン制限はありません。自分自身の思想・信念・主義主張を、文章構成とデザインで思う存分に表現することができます。これは、長文投稿に向いていないSNSではなかなか再現できないことです。そのため、ブログは他の媒体と比較しても自分の個性を出しやすく、他との差別化がしやすいのです。
そして何より、ブログは情報の一覧性に優れているため、どこに何が書いてあるのかが一目でわかりやすく“自分のことをもっと知りたい人”にとっては有益な媒体なのです。
ブログ運営のメリット②
もしかすると「自分自身の思想・信念・主義主張を存分に伝えるのであれば、ブログではなくYouTubeで十分なのではないか?」という意見もあるかもしれません。
確かに、YouTubeは自分の想いを伝える上で強力な媒体です。“映像”を通してわかりやすく伝えられる点では「機能的価値」を感じてもらやすく、さらに“自分の声”を届けることで「感情的価値」も感じてもらうことができます。そのような点で、YouTubeは自分のブランドを体感してもらいやすいメディアであり、私のビジネスでもYouTubeはもはや必須の媒体となっています。
しかし、ブログはYouTubeでは再現できない部分をカバーしてくれます。それは「長文をしっかりと読んでくれるだけの知性と思考力を兼ね備えた、リテラシーの高い人を選別できる」という点です。
基本的に「誰でも簡単に稼げます」といったフレーズに惹かれるリテラシーの低い人は、情報量の多い長文コンテンツを敬遠する傾向にあります。彼らはインプットをする際にも、なるべく脳に負担がかからないSNSの短文や、ながら見ができる動画コンテンツを好みます。
一方、先のような情弱向けのフレーズには目もくれない情報リテラシーが高い人は、ブログ記事のような長文もしっかりと読んでくれることが多いです。思考力や読解力の高い人ほど、長文コンテンツを好む傾向にあるのです。
したがって、これは「あなたのビジネスの理想のお客様がどんな人なのか?」によりますが、もし一定の知性と思考力・読解力を兼ね備えたリテラシーの高い人を理想のお客様としているのであれば、ブログを運営していくことがそのお客様との出会いや良好な関係性の構築につながるかもしれません。
これからの時代のブログをどう位置付けるか
したがって、これからのオンラインビジネスでは、ブログは次のような位置付けで運営するのがおすすめです。
「新規顧客を獲得する集客装置」ではなく「自分のロイヤリティ強化装置」として運営する
「新規見込み客からの認知の獲得」は、即効性があるSNSを使うか、広告を出稿することで実現する。そしてその認知を獲得した後の「ロイヤリティ強化」にブログを活用するということです。
もちろん、今でも検索エンジン経由で新規集客をできないということはないので、一部SEOを意識して記事を書くのもアリです。ただ主軸は「ロイヤリティ強化装置」として、すでに自分のことを知ってくれている人向けに記事を書いていく方が今は効果的だと考えています。
すでにお伝えしたように、今は昔と比べてブログ運営の優先度は下がったことは事実です。実際にあなたがブログを持つべきかどうかも、あなた自身の個別の状況に応じて考える必要があります。
もしかすると、自分の状況を加味した上で「ひとまず、今の自分にはブログは要らない」という結論になることもあるかもしれません。しっかりと考えた上での結論なのであれば、それはそれで良いと思います。
しかし、じっくりと考えもせず安易にブログはオワコンとして切り捨てる姿勢は、自分の理想のお客様との出会いを自ら遮断してしまうことにもなりかねません。
今はブログを持っていない人も多いですが、だからこそブログを持っていること自体が他との差別化要因にもなり得ます。そして少なくとも、私は今でもブログを運営し続けています。
では、あなたはどうするでしょうか…?
ぜひ本記事の内容を参考に考えてみてください。
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