Web2.0脳ではWeb3.0(NFT/DAO/メタバース等)は理解できない
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今回はいつもと若干テイストを変えて、最近ようやく話題にする人が増えてきた「Web3.0」について軽く触れておこうと思います。

まず、ここ数年でWeb3.0周りの用語を使う人が一気に増えてきた印象があります。

◎2年ほど前は「DeFi(ディファイ)」
◎1年ほど前は「NFT」「メタバース」
◎今年に入った辺りから「DAO(ダオ)」

これらはすべてブロックチェーンの技術に紐づいた「Web3.0」にカテゴライズされる用語です。

「DeFi」はそこまで一般に浸透してないかもしれませんが、「NFT」は昨年の流行語大賞にノミネートされ、「メタバース」はFacebookがMetaに社名変更した時にメディアで取り上げられ話題になりました。「DAO」に関しては厳密に言えば以前から存在はしましたが、このDAO組織のあり方がより有効に機能するのはWeb3.0の時代です。

これらはこれからの生活や仕事のインフラになりうるものなので、

「これからはWeb3.0の時代だ!」

…と、明らかに詳しくわかっていないのにとりあえずそれっぽいことを言っているだけの人を、私は何人か見てきました(笑)

まぁ、これらWeb3.0の用語は正しく理解できていない人も含めていろんな人が使うバズワードにもなっている感はありますね。

 DeFiとNFTとメタバースに関しては昨年11月に送ったメールでも触れていますので忘れている人はぜひ読み返しておいて下さい。これらのポイントは「これまでの中間搾取者を排除する」点にあります⇒「学校教育とDeFiとNFTとMetaverseと幻の大地

未来仕様にアップデートされていない脳で未来は理解できない



ただバズワードになってはいるものの、Web3.0の意義をしっかりと理解できている人はまだまだ少ないと思います。

例えばNFT一つ取り上げても、とりわけ日本においては次のような反応がまだ多いと思います。

「NFTって何の価値があるの?」

Web3.0を支えるブロックチェーン技術は未来の生活や仕事のインフラになるにもかかわらず、これらを自分ごとのように感じている人はまだかなり少数派なのです。

ただ、それも致し方ないことだとは思います。なぜならWeb3.0はこれからやってくる世界であり、言い換えれば「(本格的には)まだ到来していないから」です。

今はまだ、Web2.0の世界です。なので多くの人の脳もWeb2.0仕様になっています。

Web2.0仕様の脳でもってWeb3.0の説明を聞こうとするから、理解できないのです。未来仕様にアップデートされていない脳では、未来のものの輪郭を捉えることができないのは当然のことです

Web1.0仕様の脳ではWeb2.0は理解できない


これはWeb1.0から2.0への移行においても言えることでした。

例えば、Twitterをはじめとする各種SNSはネット上で気軽に双方向のやりとりを可能にするWeb2.0のツールであり、今でこそみんなが当たり前のように使っています。

しかし、Twitterが本格的に世に出回る前に「Twitterとは何か?」の説明だけを聞いて、その意義を理解できた人などほとんどいなかったはずです。

それは多くの人がWeb1.0仕様の脳でWeb2.0のものの説明を聞いている状態だったからです。

それらのSNSは、実際に使ってみて、Web2.0特有の双方向のやりとりを体感することで初めてその意義が体験ベースで理解できた人がほとんどだったはずです。

そしてそのSNS体験を通して、自分の脳も「情報閲覧の形で一方向的に価値を受けとるWeb1.0」仕様から「情報送受信の形で双方向的に価値を生み出すWeb2.0」仕様へ、徐々に変わっていったはずです。

Web2.0仕様の脳ではWeb3.0は理解できない


Web3.0のものについても、これと同じことが言えます。

NFTが本格的に世に出回る前に「NFTとは何か?」の説明だけを聞いてその意義を本当に理解できる人などあまり多くはいません。

Web2.0仕様の脳でもって「NFTとはNon Fungible Tokenの略で、非代替性トークンと略され…」などと説明を受けても全く実感がわかないのです。

そしてそれは仕方のないことです。本当にNFTを理解したいのであれば…

「自分のメタマスクにイーサリアムを用意し、NFTマーケットプレイスにメタマスクを接続して、実際にNFTを売買してみる」

この体験をするのが一番手取り早いです。

正直これだけではNFTの入り口に過ぎず、今後NFTはメタバース空間との組み合わせでより大きな価値を体感できるはずですが、それでも「とりあえずNFTを所有してみる・ひとまずブロックチェーン上で操作してみる」という体験が大事です。

自分がWeb3.0の体験をしないことには、自分の脳もWeb3.0仕様にはならず、その対象物の意義を理解することはできないからです。

その体験を通して徐々に自分の脳もWeb3.0仕様になり、NFTというものの輪郭を少しずつ捉えることができるようになるのです。

DeFiやDAOに関しても同様です。

今のWeb2.0仕様の脳でもって「DeFiとはDecentralized Financeの略で、分散型金融と略され…」「DAOとはDecentralized Autonomous Organizationの略で、自律分散型組織と訳され…」などと説明を受けてそれを実感できる人などほとんどいません(唯一「メタバース」はすでに何となくイメージできている人が多いかもしれませんが)

したがって、これからの活動のインフラになるWeb3.0を理解する上で一つ確実に言えるのは…

「古い脳のまま説明だけを聞いて理解しようとするな!」
「実際に体験してみて自分の脳をアップデートさせろ!」

…ってことです。座学より実践で理解していきましょう。

未来仕様にアップデートされていない脳で未来のものの説明を求められた時、私はその人に対して非常にストレスを感じます(笑)


ちなみに、当サイトにはNFTを含む暗号資産を保管できるウォレットの中で最もメジャーな「メタマスクウォレット」の開設方法も載せています。

必要があれば是非参考にして下さい。
⇒「メタマスクのPCインストール方法・使い方とBSC接続

では、今日はこの辺で!

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