ビジネスの最新情報に関してはメルマガ内で提供していますので、興味があればご登録ください。
⇒メールマガジン登録ページへ
「トレンドブログでは、アドセンス広告を貼る上での規約で水着などの画像はNGだと聞いております。なので当然、YouTube動画でも広告を貼る上で水着画像を使用するのはNGと思いますが、それで間違いないのでしょうか?」
さて、上記の質問は、先日私の講座参加者から受けたものです。これ、どう思いますか?
確かに、ブログ等にアドセンス広告を貼る場合、ブログにアイドルの水着の画像を貼ってあるだけで「アダルト色が強い」とみなされる事があり、広告の配信停止をくらうことがあります。アダルト系サイトに広告を貼りつけることは、グーグルアドセンスの「ブログラムポリシー違反」ということになってしまいますからね。実際全然アダルトじゃなくてもNGと判断される可能性があるんです。
ただ、YouTube動画の場合は、水着の映像や画像が映し出されているにも関わらず収益化されている動画って見たことありませんか?「ブログはNGなのに、YouTubeはOKなの?」と不思議に思う人が他にもいるかも知れません。
実は、(あくまで現状ですが)YouTubeに関連付けたアドセンスとブログに貼ったアドセンスは別個のものとして扱われているのです。つまり、トレンドブログではアダルト色が強いとみなされた画像を貼った場合にはNGですが、YouTubeでは現状は問題ないのです。
どうやらアフィリエイトをしている人の中にもこの辺りの事は詳しく知らないという人がまだ結構いるようです。
そこで、今回は
「ブログに貼りつけたアドセンス広告」
「YouTubeで収益受け取りが無効になったら、ブログでの広告の報酬はどうなるの?」といった疑問はこの記事で解消してしまって下さい。
目次
グーグルアドセンスとの関連付けについて
ではまずは下の画像をご覧ください。
画像の真ん中に「GoogleAdSense」(グーグルアドセンス)があります。この「アドセンスアカウント」を取得することで、グーグルから報酬を受け取ることができるようになるのですが、上の画像の場合は
「3つのYouTubeアカウントにアドセンスを関連づけており、さらに、2つのブログにアドセンス広告を貼りつけている」
ということを示しています。
つまりこのアドセンスの所有者は、3つのYouTubeアカウントから入ってくる報酬と、2つのブログを経由して入ってくる報酬の合計を、毎月「アドセンスの広告収入」として受け取ることができるのです。
ここまではいいでしょうか?上の場合の報酬の源泉は全部で5つです。その5つから発生した収益の合計を、アドセンス報酬として受け取ることができるということですね。
では、これをもとにいくつかの事例を考えてみましょう。
YouTubeアカウントが停止された場合
まず、3つもっているYouTubeアカウントのうち、1つが停止されてしまった場合、他の4つの集金機はどうなってしまうのでしょうか?
はい、上の画像の通り、基本的にYouTubeアカウントが停止されても(その停止理由が「動画の三回削除」等だった場合)、他の集金機には特に影響はありません。結果的に集金機を一つ失ってしまうだけです。
ただ、他の集金機に影響はなくてもこの停止されたアカウントに膨大な数の動画が収納されていたのであれば、これだけでも金額的にかなりの損失になってしまいますね。
また、上記の例はアカウントが一つだけ凍結をくらったケースですが、基本的に動画のたび重なる削除でアカウントが停止されたのであれば、
いくつ凍結をくらおうとも、他の媒体には影響はないはずです。
実際には私自身そこまで多くのアカウントを削除された経験はないので断言はできませんが、動画三回削除のみが原因でアカウントが停止され、他の媒体にも影響が出たという例はまだ聞いたことがありません。
他の集金機に影響が出てしまうのは次の例です。
全アカウント収益無効化をくらった場合
YouTubeにおける最も多いペナルティに「全アカウント収益無効化」というものがあります(正規の名称ではありませんが…)。これは、
「自分のグーグルアドセンスに関連付けている全てのYouTubeアカウント内の動画が収益化できなくなる」
というもので、これをくらうと半年間は何をやってもそのアドセンスからはYouTube分の報酬は発生しなくなってしまいます。YouTubeアフィリエイトをする上では絶対に避けなければいけないものですね。(アカウントの中の動画は、再生することはできます)
ちなみに上の図を見てわかる通り、このペナルティを受けたとしてもブログに貼りつけたアドセンス広告には影響はありません。ブログの広告からの報酬はこれまで通り普通に入ってきます。
では、この恐ろしいペナルティは一体どういった場合に発生するのか?
これに関しては明確な基準がわかりません。私はこれをくらったことがありませんし「不要なアドセンスを用意して敢えてくらってみよう!」
とも思いません。
ただ調べる限りでは、結果としてこのペナルティを受けたという人は「全世界ブロックを二回以上受けている」ことがほとんどのようです。
この「全世界ブロック」というのは、すでに著作権で保護されている映像や音楽をアップロードした場合に適用されるもので、結果としてアップロードしてもその動画は視聴できる状態にはなりません。
で、これを2回以上くらったことで全アカウント収益無効化を受けたという人の多くは「テレビ番組の映像をコピーしてアップロードした」みたいですね。
これだけ聞くと「いやいや、パクんなよ!」と言いたくなりますが、細かい事情は分かりませんのでこれについてはとやかく言いません。
ちなみにこのペナルティを受けると以下のメールが届くようです。
「お客様のアカウント(起業家 ピオリム)でコミュニティガイドライン違反や著作権侵害、世界各国でのコンテンツIDブロックが繰り返されたためお客様のアカウントでの収益受け取りが無効になりました」(※「起業家ピオリム」のところは自分のアカウント名)
これを文面通りに捉えるのであれば、このペナルティは「一つのアカウントで複数の違反やブロックがなされた時に発動する」のであって、「A・B・Cのアカウントでそれぞれ一回ずつ違反またはブロックされた場合には発動することはない」と考えられますね。
まぁ、より詳しいことは私より経験者に聞いた方がわかると思います。とりあえず、この全アカウント収益無効化をくらった場合でもブログ
部門への影響は出ません。
ブログが削除された場合
では、今度はブログの側に問題が起きた場合を考えて見ましょう。
広告を貼った無料ブログを運営していて、そのブログ自体が削除されてしまった場合、他の媒体にどのような影響を受けるのでしょうか?
はい、見てわかる通り、基本的に他の媒体には何の影響も出ません。
ブログが削除される場合というのは、そのブログ会社の規約に違反した場合なのでグーグルアドセンスそのものにも影響が出ることもないです。集金機が一つ減るだけで、他の4つからは普通に報酬は発生します。
(ただしXとYが同じ会社である場合、例えばXもYもソネットブログである場合は、Xと共にYも削除されることはあります)
広告配信停止をくらった場合
次に、広告を貼ったブログに「アドセンスのプログラムポリシー違反」があり、そのブログの広告配信が停止された場合はどうでしょうか?
この場合も、上記のように「そのブログ」に広告が表示されなくなるだけで、アドセンス自体は無効になることはありません。この処置を受けた際には以下のようなメールが届きます。
この処置を施される場合というのは、
「アダルト系サイトやデリケートな記事を載せたブログに広告を貼る」
「そもそも広告の貼り方やその設置の数が規定通りではない」
など、様々ありますが、問題があると見なされた箇所を修正した上で再審査の申し立てをすれば、広告の配信は復活させることができます。
自己クリックのやり過ぎでアドセンス剥奪になった場合
はい、最後は広告の自己クリックを連発した場合ですが…
これはアドセンスそのものが剥奪になってしまうので、ブログからもYouTubeからも当然報酬は入ってきません。報酬の直接の受け取り口を封鎖させられてしまうので、何をしてもアドセンス報酬はゼロです。
ちなみに、ブログの広告で自己クリックがばれた場合はアドセンス剥奪になりますが、YouTubeの広告では自己クリックをしても現状アドセンス剥奪になることはないようです。実際になったという例も聞いたことがありません。
おそらく、YouTubeの場合は同じパソコンから何度もクリックしてもカウントされないようになっているのだと思います。(たぶんですが)
そして、基本的にはアドセンスは一人1アカウントしか持てないので、一度剥奪されると一生アドセンス報酬は得られなくなってしまいます。これはアフィリエイトをしている人にとっては最大の痛手ですね…。
これについて、アドセンスアカウントを複数所有できる裏ワザも実はあるんです。「友人や家族の名義を借りる」とかそんなことではなく、完全に自分名義で二つ所有することができます。
もしそれについて知りたいという方がいれば、メルマガ登録した上でメールにて気軽に質問してください!
というわけで、今回は「YouTubeに関連付けたアドセンス広告」と「ブログのアドセンス」との相関性についてでした。