【メルマガ原稿】シャネルに学ぶ「自分が選ばれる理由作り」


どうも、富沢です。

今回のメールでは、
「AI時代の中でも自分が選ばれる理由を作る」
というテーマで話をしようと思います。


最近では、AIのビッグウェーブによって
あらゆる業界でゲームチェンジが起きており、
これまでの常識が通用しなくなってきていますが…

そんな過去のやり方が通用しない新時代でも
「自分が顧客から選ばれ、生き残っていく」
という状態を作るために重要な内容となります。

ぜひ最後までしっかり読んでほしいと思います。


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◆《自分が選ばれにくくなる傾向》
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まず、これからのAI時代においては
「自分が選ばれる理由作り」をより深く、
真剣に考えなければいけないと思っています。


そもそも、一昔前のオンライン起業界隈では、
自分が選ばれる理由作りを深く考えなくても
そこまで大きな問題にはなりませんでした。

自分のサービスの内容がまともであれば、
その見せ方が多少競合他社と被ったとしても
自分がその中に埋もれてしまうことはなかったのです。

つまり、真っ当にビジネスをしていさえすれば
お客様を獲得できない(自分が選ばれない)
という状況になることも基本ありませんでした。

その最も大きな理由は・・・

単純に、オンライン上のサービス提供者の数が
相対的に少なかったからです。


しかし2020年以降、コロナを契機として
オンラインビジネス参入者が急激に増えたことで
その状況は少しずつ変わっていきました。

オンラインサービス提供者が増えたことで
それまでと同じ見せ方をしているだけでは
自分の存在が競合の中に埋もれやすくなってきたのです。

要するに、見せ方に工夫を施さなければ
「自分のサービスが選ばれにくくなってきた」
ということです。


・・・そしてさらに・・・


2025年現在では、AIの大きな波が
その現象をさらに大きく加速させてきています。

昨今のAIのビッグウェーブが、
競合の中に埋もれかかったサービス提供者に
トドメを刺さす状況が作られてきているのです。

なぜなら、今ではAIに質問をするだけで
そのAIが様々な提案をしてくれるため、
人はサービス提供者に課金する必要がなくなるからです。

わざわざお金を払ってサービスを受けなくても
AIに質問するだけで問題を解決できてしまうのです。


例えば、ダイエットをしたい思った場合、
今では自分の事細かな情報をAIに伝えるだけで、
AIが現実的なダイエット方法を提案してくれます。

もしかすると、今はまだその提案の精度は
そこまで高くはないかもしれません。

しかし、AIは頻繁にアップデートを繰り返し
とんでもないスピードで進化を続けているため、
その精度が高まるのももはや時間の問題です。


そのような状況を鑑みると・・・

「顧客に対して適切なダイエット方法を提案する」

ということ“だけ”をウリにしたサービス提供者は、
今後はどんどん厳しくなってくると言えます。

人は、AIで代替が可能なサービスに対して
わざわざお金を払おうとは思わなくなるため、
そのサービスは選ばれなくなるということです。

もちろん、これはそのほんの一例に過ぎません。

今後はAIで代替が可能なあらゆるサービスは、
どんどん淘汰されていくことになるはずです。


このことからわかる通り、サービス提供者として
「自分が選ばれる理由」を作る上で意識すべきは
今や競合他社の存在だけではありません。

AIの存在も意識し、自分のサービスの価値を
AIにはできないところに見出さなければ、
今まで以上に自分は選ばれにくくなっていきます。

つまり・・・

「AI時代の中でも自分が選ばれる理由作り」

ここを意識してビジネスをしなければ、
今後は全く売上が出ない状況にもなりかねないということです。


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◆《AI時代にも自分が選ばれるために》
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では、「AI時代にも自分が選ばれる理由」
を作る上で重要なポイントとは何なのか…?

まず一つ重要になってくるのは
問題解決“だけ”を自分のサービスのウリにしない
ということです。

先ほどの例で言えば
「あなたに合った痩せる方法をアドバイスします」
というのは問題解決をウリにしたサービスです。

このような問題解決ベースのサービスは、
基本的にAIで代替できてしまうのです。


では、問題解決をウリにしないのであれば、
何を自分のサービスのウリにすればいいのか…

言い方を変えると、
自分のサービスのどんな点をウリにすれば、
AIでは代替不可能なサービスになるのか…


それは・・・
サービスに込められた「理念や世界観」です。
あるいはその背景にある「ストーリー」です。

ブランディングの構成要素で言えば
機能的価値ではなく「感情的価値」の部分です。

「ストーリー・理念・世界観」

これらをウリにしていく……と言うよりも、
これををしっかり打ち出していくことが重要になります。

問題解決という機能的価値はAIで代替可能ですが
理念・世界観・ストーリーという感情的価値は
自分特有のものであり、AIでは代替できないからです。


「なぜ自分は今そのサービスを提供しているのか」
「それを提供している自分にはどんなストーリーがあるのか」
「そのサービスにはどんな理念が込められているのか」


このようなことを見込み客に理解してもらい、
それによって、サービス提供者としての自分や
サービスに内包された理念も含めて好きになってもらうこと。

AI時代にも自分が選ばれる存在になるには、
このことが特に重要になるということです。


・・・・ただ・・・・


「ストーリー・理念・世界観」と言っても、
それ自体が抽象的なものなので、もしかすると
まだあまりイメージが湧かないかもしれません。

その場合、実例を挙げた方が早いと思います。

そこで以下では、具体例の一つとして
ファッションブランド「シャネル」を取り上げ
そのストーリー・理念・世界観の重要性をお伝えします。


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◆《シャネルのストーリー・理念・世界観》
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ファッションブランドのシャネルには
「女性の解放」というコンセプトがあります。

そしてそのコンセプトが確立する背景には、
それを創設したココ・シャネルという女性の
独自のストーリーがあります。


シャネルが活動を始めたのは20世紀初頭。

当時のフランスはとても華やかで
装飾的な文化が花開いた時代でした。

ただ、そんな華やかさの裏で、
当時の女性たちは、物理的にも社会的にも
多くの制約の中に置かれていたのです。


当時の女性がよく着用していたのは、
体を締め付ける硬いコルセット。

「ウエストを極端に細く・綺麗に見せられる」

そんな理由から、当時の女性は表舞台では
コルセット着用が常識とされていましたが、
それは呼吸も浅くなるほど窮屈なものでした。

また、大きな羽根飾りのついた帽子や
床を引きずるほどの長いスカートなども
当時の女性はよく着用していましたが…

しかし、それらも非常に動きにくく、
とても実用的とは言えないものばかりでした。


このような服装が象徴するように、
当時の女性は社会的には「飾られる存在」であり、
活動的であることは求められていなかったのです。

事実、女性は良妻賢母であることが理想とされ、
経済的にも社会的にも男性に依存するのが当たり前でした。

当時の女性には、職業選択の自由も参政権もありません。


ココ・シャネルにとって、このような慣習の中で
女性が物理的・社会的に束縛されていることは
非常に耐えがたいものでした。

そこで彼女は、その慣習に対する反骨精神から、

「ファッションを通じて女性をあらゆる束縛から
解き放ち、自由で・快適で・自立した存在へ導く」

という想いのもと独自のブランドを立ち上げたのです。


初めは体を締め付ける服装から女性を解放し、
自然な体のラインを活かす、ゆったりとした
シルエットのドレスを発表しましたが、

それ以降も「女性はもっと自由で、活動的でいい」
という想いを込めたデザインを次々考案しました。

シャネルが手がける数々のデザインは、
目に見えない独自のストーリーや理念を
目にみえるファッションという形に表したものです。

それは、ココ・シャネル自身の生き様そのものと言えます。

彼女はファッションのデザインを通して
新しい女性の生き方そのものをデザインしたのです。


シャネルが今も特定の人から愛されているのは、
服装の機能的価値が高いからではありません。

そこでデザインされたファッションの中に
独自のストーリーや理念・世界観が反映されており
それによって「感情的価値」も体感できるからです。

ココ・シャネル独自の「ストーリー」に共鳴し、
そのデザインに内包された「理念」を好きになり、
そこの「世界観」に魅了された人たちは・・・

“シャネルだから”

という理由でそれを選んでいるのです。


ここに、シャネルが選ばれ続ける理由があります。

それは、競合他社がどれだけ乱立しようと
その中に埋もれることのない独自の価値です。

それは、AIがどれだけ機能的価値を高めようと
そのAIでは代替することのできない価値です。

このように「ストーリー・理念・世界観」は
AI時代を生きる上で大きなポイントになります。


そしてそれは・・・

「自分自身(のストーリー・理念・世界観)」

ということになります。


したがって、結局大事になってくるのは
これまで何度も何度もお伝えしてきたように

自分という唯一無二の存在を正しく理解し、
それを適切に打ち出していくことになります。

ぜひこのことをご自身のビジネスに活かしてください。


では、今日はこの辺で!
今の時代に適した新しい生き方を学び実践しませんか?