YouTubeのトップ画面に「おすすめのチャンネル」として表示されていたワハハchという超人気(?)チャンネルが停止をくらったようです。

YouTubeのトップに長いこと表示されていたので、実際に「ワハハch」の動画を視聴したことがないという人でも、以下のサムネイルは見たことはあるのではないでしょうか?



停止をくらう直前のチャンネル登録者が何人だったかはわかりませんが、3ヶ月前の時点で登録者は2万4千人超え、動画は、投稿後数ヶ月で再生回数100万回を超えるものはいくつもありました。

YouTubeのトップ画面に表示されるところからしても、チャンネル登録者の増加や動画の再生回数にはかなり勢いがあり、収益面でも相当の金額を稼いでいたと言えるチャンネルです。

そんなチャンネルが、いつの間にかBANをくらってしまっていました。

・「なぜ、いきなりチャンネルがBANをくらったのか…?」
・「このチャンネルのどこに問題があったのか…?」

今回はこのYouTube人気チャンネル「ワハハch」の停止の原因について考えていこうと思います


著作権レベルの問題ではなく…


まず、停止をくらった原因は「著作権の問題ではない」ということは確実に言えると思います。

この「ワハハch」内の動画の形式は、そのほとんどが

「画像複数枚」+「フリー音源のBGM」+「文字のスクロール」

という構成でした。動画の中身としては、主にNAVERまとめサイトによくあるような「芸能ゴシップ」や「閲覧注意もの」などをアップしていたと思います。

画像使用について言えば、著作権的には微妙なラインですが、著作者が誰なのかも明らかにできないものも多く、著作者が明確だったとしても文句を言われるレベルのものではありません。したがって、少なくとも「著作権レベル」で問題になる動画ではないと思います。

では、一体何が問題だったのか?

結論として問題だったのは「サムネイル」「一部の動画の中身」です。それらが一定数以上の人を不快にさせたことで通報数が累積したというのが、今回チャンネル停止の直接的原因だと考えられます


グロいサムネイルは人を不快にさせる


まず「サムネイル」に使用されていたグロ画像について。

あえてここに「ワハハch」で使用していたサムネイルは貼りませんが、そこで使用されていた画像は「人体に生息する害虫」や「人体の内部」など、非常にグロいものが多かったです。

トップ画面に表示されていれば嫌でも多くの人の目に触れてしまうため、実際サムネイルを見て気分が悪くなったという人もいるでしょう。動画のタイトルには【閲覧注意】と書かれていましたが、サムネイルにのせられたら注意のしようがありませんからね(笑)

現にネットで検索しても「あのサムネイルが不快だ」という声はいくつもありました。
ユーチューブをログインしないで開けると「ワハハchおすすめのチャンネル」という恐ろしい画像が出てきます。 恐ろしい内容のチャンネルなので最初の画像自体見たくないのに出てきます。
(『ヤフー知恵袋』より)
YouTubeのあなたにオススメのチャンネルに、(ワハハch)があるのですが、気持ち悪くて少しでも見てしまうと吐き気がするくらい気持ち悪いです
(『LINE Q』より)
あのチャンネルのせいでマジでyoutube開くのが億劫になってきた
(『2ちゃんねる』より)

こういった声が多かったことからも、YouTube側に苦情や削除要請などを申し入れる人は一定数いたことが考えられます。


ワハハchの動画は「悲惨な過去の出来事」も


また、「ワハハch」の動画には、悲惨な出来事に遭った人の過去を公開するような内容のものもありました。

「非行をきっかけとして手足を失ってしまった少年の人生」などはそれをコンテンツにするという行為自体に不快感を示す人も一定数います。

TOPのおすすめのチャンネルの所に一部の人が見ると不愉快な思いをしたり悲しい気持ちになったりするかもしれない動画がおすすめチャンネルに出ている気がします。とくにワハハch、あれはなんですか?私にとっては、人の不幸や悲しみを嘲笑っているような気がして大変不愉快です。
(『ヤフー知恵袋』より)

このような「人の不幸をコンテンツにするな」という苦情は実際多いと思います。また「それを利用して金儲けしてんじゃねーよ」といった個人的正義感から抗議をするという人も一定数いるのではないでしょうか?


まとめ


さらに「なんか再生回数凄くて稼いでいるチャンネル…むかつくな~」という単純なひがみから通報するという人もいるのではないかと思います。いわゆるいたずら的な通報です。

YouTuberのシバターさんが今年2月にチャンネル停止をくらった原因も、「第三者のいたずら的通報の数が累積したから」ではないか、ということが言われています。


したがってまとめとしては、

①グロいサムネイルを不快に思った人が通報した
②人の不幸をコンテンツにするという行為に不快感を持った人が通報した
③稼いでいるチャンネルをひがむ人が悪戯まがいの通報をした

この①②③が合わさって通報数がピークに達したため一発BANされたという可能性が高いです。

ちなみにこういった一発BANはすべて、下の画像のように「スパム・誤解を招くコンテンツなど」に無条件で分類されます。



そして、こういった顔出しYouTuberではないチャンネルの場合、BANされたとしても復活はかなり厳しいと思います。

その理由についてはこちらの記事で詳しく記載しています。


個人的感想として…


う~む…、それにしても、③は論外として、①とか②のクレーム的通報もそこまで真面目に受け入れる必要もないんじゃないかと個人的には思っています。「人の不幸をコンテンツにするな」というクレームも、当事者が言うならまだわかりますが、第三者が言うことではないと思います。

何より、そういった一般大衆の苦情やクレームにそってコンテンツを作っていたら、結局苦情におびえてないもできないテレビと同じになってしまいます。

いやむしろ、コンテンツの質自体はテレビの方が格段に高いので、YouTubeが大衆のクレーム的通報に合わせていたら、YouTube動画の存在意義はどんどん薄れていってしまうでしょう。

「面白い」ものというのは、ある意味ギリギリのものなのです。カウンターをくらう恐れのある近距離でパンチを繰り出すからこそ、相手をKOさせるような面白いものが生まれるんです。パンチの当たらない安全な距離で試合をして判定勝ちを狙っても、そんな試合は面白くも何ともありません。

あまり一般大衆のカウンター(クレーム)に反応するようになると、YouTubeはどんどんつまらなくなっていってしまうような気がします。

まあ、「ワハハch」が面白いものだったかどうかは別だけど…。