TVタックル
先日、日本テレビのビートたけしのTVタックルという番組で「YouTuberの儲けのからくり」が放送されていましたね。

私も少し気になって観ていたのですが、そこでは“世の中の人が知らないであろう情報”として「YouTubeにおける収入アップのポイント」や「1再生あたりの単価」について触れられていました。

また、何人かのユーチューバーが登場し、「将来に不安を抱えながらも活動しているYouTuber」や「稼げないYouTuberの厳しい現状」についても触れられていました。


で、この放送を観た私の感想は以下の通りです。



ちげーし!!



一体何が違うのか…今回の記事では、放送されていた情報の(勝手な)訂正も含め、これについて少し書いていこうと思います。



再生回数と報酬額は直接連動するものではない


まず、番組内では「収入アップの近道」として次のようなことが指摘されていました。


「収入アップの近道は再生回数を増やすこと」

また、途中“YouTube認定コンサルタント(←何それ?)”と称する人も登場し、その方は1再生あたりの単価について次のように発言していました。


「1再生あたりの単価というはものすごい幅があります。幅としては0.04円~0.24円くらいです」

はい…この二点に関してですが、



これ、両方違います。



1再生あたりの単価については前回の記事でも触れたのですが、改めて最新のデータを基にお話ししておきましょう。


まず、以下の報酬画像を見てください。




クリック数などはグーグルの規約上開示はできませんが、「再生回数」と「合計収益額」を見ればわかるように、ここでの私の動画の1再生あたりの単価は「0.34円~0.59円」ということははっきりわかると思います。

放送されていた「0.04円~0.24円」をはるかに上回っていますね。上限は0.24円なんてものではありません。

では、「1再生あたりの単価の本当の上限はいくらなのか」ということが気になってくるかと思いますが、これについて根本的なことを指摘しておきましょう。



そもそも「再生回数に応じて報酬が入ってくる」という理解自体が間違いなんです!



「1再生あたりの単価」というのは結果として表示された“再生回数”と“報酬額”から導き出した、いわば結果論的数値であって、そもそも報酬額というのは再生回数に応じて決まるものではありません。

“動画の再生回数”に応じて決まるのではなく、“広告の視聴回数やクリック数”に応じて決まるんです。



グーグルアドセンスの性質


というのも、YouTubeの報酬(広告収入)は「グーグルアドセンス」というものを経由します。

グーグルアドセンスというのは“クリック報酬型”の広告であり、ブログなどにグーグルアドセンスという広告を貼りつけた場合、ブログ記事の閲覧数ではなく、その記事に表示された広告のクリック数に応じて報酬額が確定することになります。


つまり、どれだけ記事の閲覧数が増えても広告がクリックされなければ報酬はゼロとなります。


YouTubeにおいても同様でYouTubeアカウントにグーグルアドセンスを関連付けているので、動画の再生回数ではなく、再生時に表示された広告のクリック数(視聴数)に応じて報酬額が決まってくるというのが基本です。

したがって、YouTubeの場合、再生回数が1回であってもその再生時に広告がクリックされたとすれば、そこで報酬が5円ほど入ってくることがあります。その場合、1再生あたりの単価は「5円」ということになりますね。

※グーグルは厳密な情報までは公開していませんが、基本的にはこのような仕組みになっています。私の場合、広告のクリック率や視聴率が高いため、結果として1再生あたりの単価が高くなっているのです。また、ここではあえて“広告単価(CPC)”は考慮していません。


このことからわかるように、よくある「再生回数に応じて報酬額が決まる」という説明は原理的に間違いなんです。

もちろん、再生回数が増えればその分広告の露出回数も増えるため、結果として報酬額が増える傾向が強いとは言えるのですが、本来は再生回数と報酬額は直接結びつくものではありません。


したがって、番組内で放送されていた情報を訂正するのであれば、

・「収入アップの近道は広告のクリック数や視聴数を増やすこと」
・「1再生あたりの単価は(上記理由から)決まっていない


ということになります。


「収益をアップさせる」ということに焦点を当てた場合、ただやみくもに再生回数を上げようとするのでは効率的とは言えません。上記のような仕組みを理解した上での、より戦略的な動画投稿が必要になってきます。


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