YouTubeで政治系のジャンルを扱っている保守論客チャンネル+」というチャンネルをご存知でしょうか?

コンテンツ元はラジオ音源で、アップした動画は常に万単位の再生回数を獲得、最高で30万回再生されている動画も収納されているビッグチャンネルです。

登録者数は3万人ほどに達する上、動画もほぼ毎日更新されていたので、収益面でもかなりの金額を稼いでいるチャンネルであることは間違いないのでしょう。


ただ、ここ最近になって、その「保守論客チャンネル+」の動画の更新がピタッと止まっていました。2月10日以降、一切更新されていないのです。

私は最近になってそのことに気づいたのですが、それを知った瞬間「もしかして…」と思ってそのチャンネル内の動画を丹念に調べてみました。そして調べた結果、「やっぱりか…」という予想通りの結末が待ちうけていたのです。

そう、その予想通りの結末とは…


全ての動画の広告が剥がされている…。


現在そのチャンネルには200本ほどの動画が収納されていますが、見た限りすべての動画に広告がついていませんでした。おそらくアカウント自体が収益受け取り不可となったのでしょう。

要するに「収益化がされなくなり、アップしてもお金を稼げないから投稿自体をやめた」ということですね。



広告が剥がされた…アドセンスへの影響は?

どうしよう
このチャンネルの広告が剥がされた理由についてはわかりません。

このチャンネル自体にプログラムポリシー違反とみなされるような問題があったのかもしれませんし、同一アドセンスに関連づけた別のチャンネルに問題があり「保守論客チャンネル+」はその道連れをくらったという可能性もあります。


少なくとも、紐づけたアドセンス自体に何らかの悪影響は出ているでしょう。「アドセンスBAN」という最悪のペナルティをくらっている可能性も否定はできません。

※前チャンネルの「保守論客チャンネル」(「+」の表記ナシ)の動画には広告が表示されるので「このチャンネル運営者が持つアドセンスは無事だ」と思うかもしれませんが、この前チャンネルには別のアドセンスを紐づけている可能性もあります。


ただまあ、可能性をあげたらキリがなく、何を言っても推測の域を脱することはないので、アドセンスへの影響についてこれ以上言っても仕方ないでしょう。

今回、この保守論客チャンネルの件を取り上げて私が指摘したいのは「ラジオ音源を元にした動画のような、他者に依存した動画をアップする」ことについてです。



他人に依存したコンテンツを作るということ


ラジオ音源などを扱う場合には、他人のコンテンツを合法的に「コピーする」という側面が、少なからずあります。人の発言そのものに著作権は発生しませんが「発言自体は他者のものである」という事実は変わりませんからね。

そして、そういったタイプの動画である程度大きな報酬が得られてくると、次第にそれに味を占めてしまいます。そのため、そういったラジオ系の動画ばかりを扱っていると、どうしてもその「コピーする」という思考枠から抜け出せなくなる人が多いのです。

そして、一度ラジオ動画に味を占めてしまった人は、ラジオの動画収益化に何らかの規制がかけられても、なんとか工夫して「同じラジオでの収益化の抜け道」を模索しようとします。

今回の件が「ラジオというジャンルに規制がかけられた結果かどうか」はわかりませんが、基本的にそのような他者に依存したコンテンツを作成していた人は、それに規制がかかっても、何とか同じものに依存して安定を確保しようとするのです。


しかし、これは非常にマズイです。


「コピーする」というパラダイムから抜け出せないと“結局何のスキルも身につかないままただただ他人のコンテンツに依存してお金を稼いでいる人”になってしまいます。

多少面倒なことがあっても「スキルを向上させる」「自らオリジナルで面白いものを作ってみる」と考える人の方が、結果として大きな報酬があげられます。

事実、どんな形であれ、ある程度動画投稿で一定の報酬を獲得できたのであれば、そこで培った経験や知識・スキルを活かして「自分のオリジナルコンテンツ」を作ることはできるはずです。

私は前回の記事で「2016年以降はオリジナル色の弱い動画は次第に淘汰されていく」と言いましたが、早速その予想が現象化してきているのではないかと思います。

したがって、これまで紋切り型の思考でやっていたということがあれば、これを機に今後は少しだけ、考え方を改めてみた方がいいと思います。



報酬の形態について


また、YouTubeは「グーグル」に買収されている企業であり、その報酬の受け口も「グーグルアドセンス」です。つまり、YouTubeにおいては、あなたの動画もあなたの報酬も、グーグルが支配しているのです。

言ってみればグーグルが所有しているツールを使い、それをもとに作業した対価としてグーグルから給与をもらっているということになります。


要するにこの状況では、あなたを生かすも殺すも、その生殺与奪の権利はグーグルが握っていることになるのです。


この飼いならされた状況に依存していると何が起こるかわかりません。これは2年ほど前から言ってきたことですが、私はYouTubeだけを収入源にすることはオススメしていません。

アドセンスだけに依存している場合、グーグルの気分次第では、あなたの報酬はいかようにも転んでしまいます。これは「魔法のカギ」コースでも共有していることですが、今現在キャッシュポイントがアドセンスだけという人は、別の収入減も確保しようと考えたほうがいいと思いますよ。