今回は「YouTubeアフィリエイト2017年」の行方についてお話しします。

「2017年にYouTubeアドセンスで稼ぎを上げるにあたって何が必要か」ということを、昨年の2016年の状況を踏まえながら書いていきますので、是非参考にしてください。

なお、ちょうど1年前には「YouTubeアフィリエイト2016年の行方」という予想記事を書いていたので、そちらの記事も併せて見てくことをオススメします。

そこで書いたことは、大体当たっていますので。


昨年(2016年)の予想の結果

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2016年の初め、私は「コピーした違法動画は論外、低質なテキスト動画も次第に淘汰されていく」ということを述べましたが、これはほとんどその通りになったと思います。


■【低質テキスト動画】

ここで言う低質なテキスト動画とは、ネット上のニュース記事などをコピペし、それを下から上にスクロールさせる形で作成した動画のことです。

このような動画は作成方法が簡単であるがゆえに、このような動画を作成しても他と大差のない同じようなものになりやすいのです。その結果、視聴者の側からすると「他と同じようなつまらないもの」に映ってしまいがちです。

また、このようなタイプの動画は数年前から存在したため、今となってはだいぶ飽きられている感が強いというのも事実としてあります。現に、数年前にそのタイプの動画で稼いでいたチャンネルの多くは、今や目も当てられないような再生数です。

一方、テキスト系の動画であっても、文章に自分のオリジナルの視点が述べられていて情報としての価値が高かったり、BGMの挿入の仕方が上手かったり、無料ツールだけではなく有料の編集ソフトでエフェクトを使って綺麗に見せたりと、編集に手間暇かけて自分なりにさまざまな工夫を施しているチャンネルは、昨年も伸びていました

言ってみれば、量産型ではなく、時間をかけて動画の質を重視している、そのようなチャンネルの方が伸びていた印象を受けます。簡単に作成できるものを1日何本もアップするよりも、1つの動画の作成に時間をかけるあまり1日1本しかアップできなかった、そのようなチャンネルの方が結果的に大きな額を稼ぐことができたと言えるでしょう。



■【違法動画】

テレビ番組等のアップロードに関しては、法的な面ですでに論外であることは言うまでもありませんが、YouTube側の規制の面でも、昨年は一層取り締まりが強くなった感があります。

かつては「動画三回削除でアカウント停止」というルールだったYouTubeも、昨年は違法動画ばかりが収納されているチャンネルに関しては「一発BAN」というのが非常に多かったようですし、テレビだけではなく、長年運営していたラジオチャンネルも昨年は一発でBANをくらったものが多かったように思います。

その出来事を象徴するのが、昨年11月と大晦日に起きたYouTubeチャンネル一斉削除、通称「BAN祭り」です。

これは「違法な手段で稼ぐ悪質なチャンネルを削除しよう」というYouTube側の計らいのもとに行われたものと言っていいでしょう。このBAN祭りにより、これまであまり取り締まりが強くなかったラジオ動画を収納しているチャンネルも、一気にBANされるものが多かったと言います。

このラジオに関してはこれまであまり規制されてこなかったこともあり、BANされたチャンネル運営者からしてみれば「なんでだよ…」と思ったかもしれませんが、普通に考えてラジオの丸々アップは明確な著作権違反です(逮捕されないだけマシと思った方がいいです)。

こちらの記事」でもラジオチャンネルの規制を予期する内容を述べましたが、今後はこのような他に依存した形で動画を作成するよりも、オリジナルの動画を一から作成するほうが結果として大きな額を稼げる、そのような状況になるのも時間の問題だと思います。


結論から言えば、動画の質を重視した、そういったチャンネルを運営していた方が結果的に大きく稼げたのは間違いありません。



今後はギャンブルや過激系の動画も危ない?

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また、昨年のBAN祭りでは、(誤BANではあったものの)何人かの大物YouTuberのチャンネルもBANされたというのが若干気にかかるところです。

秋のBAN祭りでは、炎上系YouTuberシバターさんの「パチンコ・パチスロ日本代表ch」や、むるおか君という人の「徒然なるままにガチ実践!」というチャンネルがBANされました(両者ともに今は復旧しています。またこれ以外にもBANされたYouTuberはいたようです)。

また大晦日のBAN祭りでは、主に架空請求業者に電話をかけるネタをアップしていたカネマンというYouTuberのメインチャンネルがBANされています。

このことから、パチンコ・パチスロのようなギャンブル系や、架空請求(詐欺)などの過激系のネタを扱った動画は、YouTubeのフィルターに引っかかりやすくなるのかもしれません。これらが結果として誤BANであったとしても、復旧できない可能性も十分あり得ます。

いわゆる顔出しのYouTuberではない場合、このようなネタを扱うことはなかなかないかもしれませんが、「ギャンブル系や詐欺系のネタも今後はフィルターにかかりやすくなる可能性はある」という注意は一応もっておいた方がいいかもしれません。



まとめサイトを利用した動画も…

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そしてこれは前回の記事でも述べましたが、昨年の12月初旬、大手企業DeNAが、自社のまとめサイトで著作権等の様々な問題点が指摘されたことを受けて、結果として全てのまとめサイトを閉鎖することになりました。(詳しい記事は⇒こちら

この事象により、今後はまとめサイトに関連するネット上のコンテンツの著作権を見る目もかなり厳しくなってくるはずです。

さらにその後、DMM.comが大手まとめサイト「はちま起稿」を運営・売却していたことも明らかになりました。この「はちま起稿」に関しても以前から様々な点が問題視されていたため、この事象も、今後まとめサイトを厳しく見る目が強化される要因になることでしょう。

そうなると、そういったまとめサイトを基に主にコピペ文章で作成されているYouTube動画も、遅かれ早かれ規制の対象になってくるはずです。(これについては「2017年中はまだ大丈夫かな」とも思っていますが、それも結局は時間の問題です)

多くの人の役に立っていたが著作権上問題になっているコンテンツや、多くの需要はあったけれども誰が運営しているのかよくわからない不可解な部分を含むコンテンツは、遅かれ早かれ足元をすくわれることになりそうです。

そうすると今後は、ブログ記事でもYouTube動画でも、「何が書いてあるのか・どんな情報なのか」よりも「誰が書いたのか・誰の情報なのか」といったことが、より重要視されてくるようになるかもしれません。

(ただこれに関しては直近というわけではなく、もう少し先にはなると思います)



結局、2017年のYouTubeアフィリエイトは?


では、以上を踏まえて2017年にYouTubeアフィリエイトで稼ぐにあたって何が必要か、ということについてですが、これについては


●「楽して」ではなく「手間ひまかけて」
●「依存型」ではなく「自立型」
●「何の(動画)」ではなく「誰の(動画)」

というのがキーワードになってくると思います。

コピペをベースにして楽して作成した動画ではなく、手間ひまかけて丹念に編集を施した動画の方が、長期的に大きな額を稼げます。

そしてそれはベースがコピペではないため他者に依存したものということではなく、オリジナル要素の強い動画ということでもあります。

さらに動画に自分のオリジナル色が強まるということは、その動画の作成者というのが前面に出るということになりますので、結果的に「誰の作品か」ということが重要になってくるのです。


少なくとも2017年は、誰でも楽して作れるような動画で簡単に稼げるような時代にはならないでしょう。

「○○しなくても稼げる」という最低限の労力で済まそうとするのではなく「時間をかけてでも視聴者を楽しませようとする」、そのような気持ちが結果的に大きな額を稼ぐことにつながるはずです。