貧困層・中流階級・富裕層のお金の稼ぎ方とお金の使い方の違い
前回の記事では、資本主義社会のルールの中で“勝つ”ために把握しておくべき基本用語を7つピックアップし、各用語の正しい意味を解説してきました。

そこで取り上げた用語は次の7つです。

前回の記事で取り上げた7つの用語
収入・支出・資産・負債・消費・浪費・投資

今回はこの7つの用語をもとに『貧困層』『富裕層』とその間に位置する『中間層』の特徴を明らかにし、各層(特に貧困層と中間層)が抱えるお金の問題点を解説します。

 7つの用語の意味を確認したい場合は前回の記事「資本主義社会に生きる上で絶対に覚えるべきお金のルールと用語7選」を読み返して下さい。

貧困層のお金の稼ぎ方と使い方


まず、貧困層の主な特徴は何よりも「収入が少ない」ということです。

彼らの多くは低賃金(安い時給)で働いています。毎月の収入が少ないので、必然的に支出も限られることになります。毎月入ってくるお金のほとんどは必要最低限の消費(生活費)に消えていき、結果として貯金もたまらず毎月その日暮らしの状態になることが多いです。

この場合でも、毎月しっかりと働いていさえすれば最低限の生活を続けることはできるかもしれません。しかし、彼らにとっての脅威は突発的な出費に耐えられないことが多いということです

最低限の生活費だけで稼いだお金が消えてしまうほど毎月の収入が少ない場合、仮に怪我や病気などを患って一時的にでも働けなくなった瞬間に、生活そのものがいきなり苦しくなる可能性があるのです。

この貧困層の大きな問題点は「お金の稼ぎ方」にあります。

お金の稼ぎ方として、彼らは「安い賃金で他人のビジネスを手伝う」という選択肢しか持っていません。人が辞めてもすぐに替えが効くような業務マニュアルが用意されたチェーン店のアルバイトなどはその典型です。

「替えが効く」ということは「誰でもできる」わけで、そのような誰がやっても変わらない労働の賃金が高くなることはありません。つまり、彼らが今の労働をどれだけ長く続けたところでいつまで経っても安月給からは抜け出せないのです

逆に言えば、彼らの場合「お金の使い方」には悪い部分はないことも多いです。

これは決して彼らが賢いお金の使い方を習得しているというわけではなく、ただただ収入が少ないため無駄な使い方もできないほどお金が残っていないのです(まれに残った少ないお金をパチンコなどの浪費に使う貧困層も存在しますが、それは例外です)

彼らのお金の使い方には「とにかく安いものを買う」という特徴があります。生活の負担を軽減しようとなるべく定価ではなくセール品を購入することも多いです。そしてこれ自体は何も悪いことではありません。節約癖がついているのであれば、それは基本的には良いことです。

したがって、貧困層の場合は「稼ぎ方」の方を改善して収入を上げることが何より重要になります。

その際「正社員として一定以上の安定した収入を得られる職につく」という手段は、彼らにとっては現実的ではないと思います。そもそもそのような正社員の採用条件を満たす経歴を持っていないから現在低賃金で働いているという人も多いです。

したがって彼らの場合、まずは仕事やお金に対する認識を改めるところからスタートすべきです。「仕事やお金は他者から割り振ってもらうものではなく、自分で作っていくものである」という意識を持つのです。

そして実際に自分で小規模ビジネスをうまく実践している人を観察し、その人のやり方を真似て自分も同じように実践してみることからスタートすると「自分のビジネスを所有する」という感覚が少しずつ掴めるようになってきます。

そのような過程で「自分で商品やサービスを作って提供する」ことに慣れていくと、お金の稼ぎ方もその額の大きさも徐々に改善していくことが可能になります。

「他者が所有するビジネスを手伝うのではなく、自分でビジネスを所有する」

この意識を持って実際に行動に移すことが彼らの今の状況を改善するポイントになります。

中間層のお金の稼ぎ方と使い方


中間層の主な特徴は「収入は毎月安定しているが、そのお金で負債を購入している」または「収入は毎月安定しているが、そのお金の多くを浪費に使っている」ということです。

彼らの多くは正社員として定職に就いており、一定水準の収入はあります。しかし、貯まったお金でマイホームや自家用車などを購入したりブランド品などの浪費に使うことで、結果として毎月の支出もそれなりに大きな額になっているケースが多いです。

この場合、毎月しっかりと働いていさえすればそれなりの水準の生活を続けることは可能です。マイホームや自家用車を持った生活は人によってはとても幸せに感じるかもしれません。また、ブランド品を所有できることを羨ましがる人もいるかもしれません。

しかし、彼らにとっての脅威は高額な固定費が長きにわたって発生することです

ローンを組んでマイホームを購入した場合、その後何十年にもわたって高額な支払いが発生することが確定します。自家用車を購入した場合にも、ガソリン代・車検費用・自動車保険料等それだけで定期的な出費がかさみます。またブランド品を買い漁るような浪費癖がついている人であれば、もはや癖なのでそれも毎月固定費が発生しているようなものです。

この中間層の一番な問題点は「お金の使い方」にあります。

お金の使い方として、彼らは自分が稼いだお金を負債の所有や浪費に使っています。そのため毎月高額の支出が長期にわたって発生しており、毎月の収入でそれに耐えるのに精一杯な状態なのです。つまり彼らはそれなりの収入の高さに慢心するあまり、自分からお金の牢獄に足を踏み入れているのです。

さらに、彼らの場合「お金の稼ぎ方」の方に全く問題がないわけでもありません。現在負債を抱えている場合はその負債の一切を手放すことは現実的ではないので、その現状を踏まえるとこのような中間層は今より収入を上げる必要も出てきます(稼ぎ方にも一定の改善の余地があります)

ただ、この中間層の多くは一部上場企業の役員レベルの収入はない、ごく普通のサラリーマンです。彼らの場合、貧困層ほど収入は少なくないものの「労働時間をお金に変える」というスタイルではどうしても毎月の収入は一定の上限が出てきてしまいます。

「毎月の収入が一定で、そのお金を負債の所有に使っている」
「毎月の収入が一定で、そのお金を浪費に使っている」

これが中間層の真の問題点と言えます。「稼ぎ方」と「使い方」の両方に改善の余地がある点では、貧困層の場合よりタチが悪いと言えるかもしれません

この中間層が抱える問題から抜け出すためにまず必要なことは「何が資産で・何が負債なのか」を正しく把握し、毎月の出費を少しずつでも減らしていくことです。そしてその後、徐々に自分でビジネスをする方向にシフトして稼ぎ方の面にも改善を加えていくべきです。

より具体的な改善策はこちらの記事「お金の奴隷になる人と情報弱者を利用するお金の主人(お金持ち)との違い」にかなり詳しく記述しているので、是非ご覧いただければと思います。

富裕層のお金の稼ぎ方と使い方


富裕層の特徴は「毎月の収入は大きい上に、そのお金の一部で資産を購入している(そのお金を投資に使っている)」ということです。

それなりに大きな収入がある人であっても大きな資産もあるケースは実は少ないのですが、彼らは稼いだお金の一部を投資に回して資産を形成しています。つまり、お金を使ってお金を増やすという意識を持っているのです。

彼らと中間層との一番の違いは「お金の使い方」にあります。

・中間層=「稼いだお金を負債に換える/浪費に使う」
・富裕層=「稼いだお金を資産に換える/投資に使う」

中間層は稼いだお金を使ってローンを組んだマイホームや自家用車などの“負債”を所有してしまったり、稼いだお金を愚痴だらけの飲み会や期待値の明らかに低いギャンブルなどの“浪費”に使ってしまいます。

一方、富裕層は稼いだお金を使って株や不動産などの“資産”を所有したり、稼いだお金を自分の勉強代やビジネスの効率を上げるツール代、生産性のある人脈づくりなどの“投資”に使います。つまり彼らは「その後長期にわたってお金を生み出す可能性の高いもの」にお金を使うのです。

このことからわかるように、中間層と富裕層とでは明らかにマネーリテラシーが違います。大きな収入を得るだけでは基本的には富裕層にはなれません。富裕層とは大きな収入を得ている人ではなく“大きな資産を有している人“のことを言うのです。

より正確に言うと「大きな収入を得た上で、浪費せず節税等をして相応の税金をしっかり払い、残った可処分所得の一部を投資に回すことで大きな資産を有している人」これが本当の富裕層です

なお、彼らのお金の稼ぎ方の特徴としては「自分のビジネスを所有している」ことが多いです。一部上場企業の役員や一部の外資系企業の社員になる以外の方法で、会社の給与だけで年収数千万のお金を得ることは現実的ではありません。それらを除けば、基本的に彼らは自分のビジネスで大きなお金を稼いでいます。

すべての生命線は自分のビジネスを所有すること


ここまで、貧困層・中間層・富裕層の特徴を解説してきましたが、それぞれの層(特に貧困層と中間層)の問題点を解決する上で共通して重要なのは“自分のビジネスを所有すること”です。

貧困層の一番の問題は今の「お金の稼ぎ方」にあり、彼らの境遇を鑑みた場合、稼ぎ方を変えて今の状況を改善するには “自分のビジネスを所有する” 以外に現実的な方法はありません。

中間層の一番の問題は今の「お金の使い方」にありますが、その無駄な使い方によってすでに手放せない負債を抱えてしまっている場合は「お金の稼ぎ方」の方にも改善を加えて毎月の出費を賄うしかなく、そのためには “自分のビジネスを所有する” のが最も良い方法です。

富裕層はお金を賢く使ってさらにお金を増やして(資産形成をして)いますが、彼らの原資は “自分のビジネスを所有する” ことで稼いだお金であることが多いです。

何より、自分のビジネスを所有して自分自身で収入をコントロールできる立場にならなければ、それを賢く使えるほどのお金を残すこともできません。自分自身の力で(ビジネスで)大きく稼ぐことができなければ、そのお金を残す術も増やす術も全く機能しないのです。

その意味ではやはり“他人のビジネスの歯車になるのではなく自分のビジネスを所有する”これはすべてにおける生命線になります。

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